大阪へ!超高速慶長期/真田丸 第36回「勝負」 第37回「信之」 第38回「昌幸」

NHK大河ドラマ 真田丸 オリジナル・サウンドトラック II 音楽:服部隆之

第36回「勝負」
信幸と別れた昌幸・信繁親子は第二次上田合戦へ。沼田城へ立ち寄った二人は、稲ちゃんの「ここは徳川のお城ざます!」攻撃にあい、「見上げたもんじゃ」と真田家・徳川家双方が思ったものでした。ちゃんちゃん。じゃなくて、初陣の星野・秀忠・源は、本多正信を従えて上田に向かうもののいろいろあって不首尾に終わる。『がはははは、徳川なんざ敵じゃないわ、がははは』と祝宴を張る真田家の座敷に佐助がやってきて衝撃の知らせを届ける。愕然とする昌幸・信繁! そして愕然とするお茶の間のみなさん! ナレ死につづいて、まさかのナレ関が原が実現してしまうとは!!! オープニングのかっこいい合戦風景はいつ見られるのですかー!

関が原がなくて一番がっかりしたのは、ツイッタの石田三成さんですよね・・・。残念!

 

第37回「信之」
関ヶ原で負け、徳川に降伏することになった西軍のみなさん。さんざ煮え湯を飲まされた家康は、信繁・昌幸に苛烈な罰を与えようとする。信幸は舅の本多忠勝とともに助命嘆願を繰り返し、なんとか命だけは助かったこの親子(秀吉だったら全員殺してたよね)。
信繁いわく、家康により「我らに死よりも辛い目に」遭わせられることになった親子は、和歌山県の九度山に流罪となったのでござる。
家康は「親父を助けてやるから縁を切れ」と迫られ、「信幸」から「信之」へ改名、書き方を変えても読み方は変えなかった信之は「俺の意地だ」と言い放つ。やだ、大泉洋かっこいい! 上田に残ったひとたちってば結構のんびり暮らしてて九度山チームとの落差が激しい! そして明かされる治部様と形部様の死に様。治部様!

ドラマでは触れてないけど、宇喜多さんが八丈島に流されたことを思うと、なんてたって本州の中だし、みかんはなるし、高野山も近いし、京都だって近いし、全然いいですやん、上田ほど寒くないだろうし。これが本当に死よりも辛いのかしらんと感じられます。九度山で昌幸パッパは、木彫りの犬とか彫ってたみたいですし、本当に暇だったであろうことは想像がつくのですが。

【今週の退場者】
大谷吉継(片岡愛之助) 大谷さまの和装での所作は美しいのでそういう人が画面から消えるのはちょっとさみしいですね。
石田三成(山本耕史) 『新選組!』の近藤勇並によい死に笑顔でございました。ふえーん、最終回の信繁はどうなることやら!

 

第38回「昌幸」
紀州九度山に幽閉の身となった昌幸・信繁家族。信之は何度も助命嘆願をするものの、「もうその話は聞きたくないわ」と家康・秀忠親子に一蹴されてしまう。
そうこうしてるうちに家康は着々と政権基盤を固め、秀忠までもが征夷大将軍に。徳川家の慶事があるたびに「いまこそ恩赦のチャンスだ!」といきまく昌幸をなんともいえない表情で見守る信繁や家臣たち。信繁妻の春ちゃんはヤンデレだってことがわかるし、だけど男児も恵まれ、やっぱり死よりも辛いといわれても・・・な境遇の真田家のみなさま。
やがて月日が経ち、死期を悟った昌幸は、将来起きるであろう徳川と豊臣の戦の策を信繁に授け、この世を去るのでございました。

【今週の退場者】
本多忠勝(藤岡弘、) 頼もしいお舅様が! ナレ死。
加藤清正(新井浩文) 漫画「あずみ」だと船の上であずみにやられるんだけど、大河では服部家にやられるのね。ナレ死。いずれにしろ徳川家に殺されたという見解は一致しているわけですけれども。
真田昌幸(草刈正雄) あぁ、毛皮を羽織ったイケイケの田舎の親父様が! いつまでも心のなかに武田信玄がいた昌幸パッパが今回退場。寝込んだ昌幸の顔が草笛光子にそっくりで、偶然だとは思うのですが、二人並んで実の親子と言えばいえなくもない雰囲気でした。

【今週の新登場】
豊臣秀頼(中川大志) 凛々しく聡明な若武者として描かれている秀頼様。上の草笛・草刈親子のキャスティングを踏まえると、今後登場する大野治長役の今井朋彦さんとちょっと似てるわよね・・・も・・・もしやそこまで見越しての!?
 
秀頼様と会ったときの家康の狼狽っぷり、あれではまるで「若き王様へ謁見する年老いた田舎侍」ではないですか! 内野聖陽さんって本当によい家康像作ってらっしゃいます。すてき! 笑ってはいけない伊賀越えレベルの名シーンとなることと存じます。