ヴァン クリーフ&アーペル 「ザ スピリット オブ ビューティー展~時空を超える美の真髄」

今日の着物
・モスグリーンの結城
・ベージュ色の真綿紬の帯
今日、うっかり出会ったさる方から、うっかりと招待券を頂戴したので、時間もあったのでヒルズの52階まで登って見てきました。招待券でももらわないと見ないタイプの美術展だけど、見てよかった。なんというの、セレブリティの秘かな愉しみとでもいうのかしら、いや、あんなにでかかったら、密かになんかできやしないけど、えぇーと印象深かったものをいくつか。
・展示スタイルが斬新でステキ☆
月に降り立った宇宙飛行士が頭にかぶる透明のドーム型のヘルメットのようなものにそれぞれのジュエリーが展示されています。大人の目の高さでじっくりとみられる位置にセッティングされており、その宝石のひとつひとつを間近で見ることができます。照明は落としてあり、そのドームのひとつひとつは、白い大きな枝の上に置かれており、静かな森の中のよう。
床から天井までの高さにセットされた円筒の中にもジュエリーが吊るされる形で展示されており、これもまたステキ。とても幻想的で、ええ、実際時価にしたらこれまた幻想的プライスなジュエリーを360度の角度で見ることが出来ます。ヴァンクリーフさんちの桁違いのジュエリーを身に付けた人と間近に接する機会なんて、私には生涯訪れないでしょうから、まっこと大変な眼福経験をしたと思っちょります。
展示会場で使われているBGMも大変心地のいい、しかし、意思の有る水のような音楽で、他に客もおらず、一瞬、青白い洞窟の中で、まだ誰も目にしたことのない宝物を見つけたような気分になります。ていうか、大どろぼうホッツェンプロッツがこの会場にやってきたら、がーっと掃除機で吸い込みたくなっちゃうんじゃないかしらー。夜の警備はどうなっているのかしら? 実は全部レプリカです☆といわれても、全然気にしませんわよ、だって、見ているだけの私でさえ、警備について心底心配になってるんですから。
・数珠みたいな三連ネックレス
入ってすぐにエメラルドの三連ネックレスが展示されています。遠目で見たら翡翠かと思ったんだけど、近くで見ると石の光が違い、その時点でようやくこのネックレスの尋常じゃないことに気がつく。
えっ、全部エメラルドなの? 月山の山伏が身に付けてる数珠みたいなサイズだよ? こんなでかいエメラルド、よく見つけてきたなー。
真珠の三連ネックレスあるじゃないすか、あれの大振りのサイズで、しかも本来真珠であるべきものが全部が極大のエメラルド! エメラルド鉱山一個取り潰して作ったんじゃないかしら、ってくらいの迫力でした。つけるほうもあれは気合がいったろうなー。
・冒険のスピリット
この展示は、美の化身、自然のスピリット、エレガンスのスピリット、冒険のスピリットという4つのカテゴリで展示されてるんだけど、冒険のスピリットの展示が愉快だよ。東洋、インディアン、日本、エジプト、ロシア・・・冒険でしか行かないような土地の情緒あふれるアイコンに、ぎゃばー、なんでそんな大量のダイヤをくっつけてんの、という不思議愉快デザインのジュエリーが並んでいます。
お釈迦様の光背が全部ダイヤとサファイヤでびかーっと光っていて、『お釈迦様、それ嬉しく思ってないよ』ってつっこみたくなるものとか。ここ、西洋の人の異国情緒が理解できてちょっと面白いです。
・総括
マレーネ・ディートリッヒやケリー王妃といった美の化身ともいえる人たちや、最近のハリウッド女優が映画祭などで身に付けたものも終盤に展示されているんですが、1930年代~50年代のデザインに比べると、現代の葉随分と小粒な印象。まぁ、往時の大女優たちと比べたら、相応なサイズかもしれません。
展示品にものすごく近づいて見られるので、宝飾好き・綺麗なもの好きな方にはおすすめしたい。そんでその展示を見たあとは、ギロッポンヒルズの東京シティビューで、東京の夜景という宝石をどうぞご覧になって。西麻布や六本木に、建物を壊すだけ壊して次の目処が立たなかったんだろうなーというちっちゃい駐車場がすごく増えたのもよくわかりますし。
楽天でこんなの売ってた。

Vancleef & Arpels/ヴァンクリーフ&アーペル ダイヤモンドリング 鑑定書付き [中古] 680万円

ヴァンクリーフ&アーペル ミステリーセッティングリング 10.0、こっちは630万。
しかし楽天、なんでも売ってるなー。
はい、今日の関連情報はこちらー。
 
ヴァンクリ展は招待券で見たけど、52階のカウンターで800円払って、医学と芸術展と東京シティビューも堪能してきた。O・KA・I・DO・KU☆