完結す『岳』最終巻でサザエさん

 
※岳の17巻と1巻の表紙の構図がそっくりでアワワ・・・。
さて、山ブーム再来の立役者といってもいいくらいの存在感を示した「岳」も今年完結し、最終巻が発売となりました。
昨日のこと。会議中に携帯電話がなり、先方に断ってから電話をとると、姉からだった。
 「岳の最終巻買った? まだ? よかった、うち2冊買っちゃったの~!」
知 っ た こ と か ! ! ! !

なんでも、先日我が家に泊まった甥っ子B(小6、哲学ニュースをブックマークしてる子)が父親におねだりし予約しておいたものが届き、姉は姉で甥っ子Bのためにサプライズで予約しておいたものが同時に届いたそうな。楽天から、二箱で、同じ物が! プププ。
それでさっき電話で「青木くんとクミちゃんって、クミちゃんのが年上なの?」「ザックさんかと思ってたんだけどねえ」「ザックさんと一緒に北米山岳地帯パトロール部隊に入ってもいいのにね」などと電話でやりとりをば。生身の知り合いのように、登場人物の行く末を心配したものですよ。
岳全話を通じて一番好きなのは、青木くんの話よ。12巻だったと思う。
「私たちって男運がないのよね~」っていう妙齢の女性二人が遭難して助かる話も好き。
あぁ、岳! ゴルゴみたいに『岳』傑作選とか作られるのかしら! 出れば買うわ!

緋村・毛穴レス・抜刀斎/映画「るろうに剣心」

アクションがすんごいらしいという噂をちらほらと聞いたので、レディースデーの今日、行ってみた。原作はほとんど読んだことがないですが、天下の週刊少年ジャンプで連載されていた作品ですもの、キャラクターの外観をうっすらと知っている、という状態で行ってみた。
 いや、ほんと、アクションすんごいです。
殺陣が綺麗で、一連の動作がほれぼれとするほど美しく、無駄がない。こういう動作で刀を振るえば人を斬れるのだな、と納得できる迫力。今回のお話のラスボス役は吉川晃司が演じているのですが、これがまた、んもー強そう、キャラクターデザインもしっかりしてる! 原作知らないからここらへんのキャラクター造形がすごく楽しい。喧嘩っぱやい相楽左之助役を、草々兄さんこと青木崇高さんが演じてます。あんなに生き生きとしたノリノリな草々兄さん、見たことないです。ちりとてちんでお世話になった人たちはお布施だと思って劇場で見てくるがよいわ! 
最初は、佐藤健の「なんとかでござる」という口調が、「コロ助ナリ」みたいな感じで苦笑いしてたんだけど、このおとぼけ口調は最後の吉川晃司とのやりとりに向けての長い長い前戯だったんざますっ! 最後に「本気だすぞ、おらぁぁぁ(意訳)」というセリフを出すための前フリだったんざますっ! 
佐藤健は「アベンジャーズ」のロバート・ダウニー・Jr の500倍激しいアクションしてるし、アクションがどのシーンもびしっと決まってるし(江口洋介のちゅどーん以外)、落ち葉が降ってあじさいが咲いて蝉が鳴くというシーンにちょっとだけ時空の歪みを感じたけど、映像には心から痺れました。他の観客もそうだったのでしょう、エンドロールで誰も席を立たなかったことだけはご報告しておくわ、23時30分に上映が終わったにも関わらず!!
ところで、佐藤健は見事な毛穴レスでしたわ。プロってすごいわー。
しかし気合入ってる映画でしたわー。監督は大河ドラマ「龍馬伝」の方ですわ-。
なるほど、キャストが豪華なわけですわー。制作はワーナーですしなー。

悪役の似合わぬ男秋暑し/デンゼル・ワシントンの「トレーニング・デイ」

 
2001年作品。以下はWikipedia から。
新人刑事の一日、トレーニングデイ(訓練日)を描いたサスペンスアクション。デンゼル・ワシントンがアカデミー主演男優賞を受賞した。
ロス市警の麻薬取締課に配属された新人刑事ジェイク(イーサン・ホーク)はベテラン刑事のアロンゾ(デンゼル・ワシントン)と組むことになったのだが、「狼を倒せるのは狼だけ」=悪を倒すには悪になる必要があるというアロンゾの姿勢に正義感の強いジェイクは次第に不信感を募らせていく。一方アロンゾにはある計画があった。

そのアロンゾの計画なんですけど、観客としましては、「まぁまぁそうはいってもデンゼル・ワシントンのことですから、最後は巨悪を倒すんでしょー、そのためにこうやって悪徳警官ぶってるだけなんでしょ、プププ」と安心して見ていたわけですよ。そしたら、いつまでたっても巨悪が出てこないし、デンゼルさんは悪者街道一直線で、ラストには「あわわわ、本当に悪徳警官じゃった!!!」という結末! 
麻薬取締課に配属されて朝は正義感に燃え、ちょっとワクワクしてたイーサン・ホーク(ユマ・サーマンのモトダン)が、うんざりした顔で最愛の家族が待つ我が家のドアを開けるところで物語は終わります。あぁ、大変なトレーニング・デイだったね! おつかれ! 洒落にならないくらいおつかれ!!!
でもなぁ、デンゼルさんって善人であってほしいとつい思っちゃうのよねー、悪役演技もよかったんだけどねー、彼のキャリアとしてはいい時期にいい作品にあたったよね、うん(えらそうに)。

似た顔で夏の日曜過ごしをり


 
XZ-1、えらいなー。


XZ-1、ほんとうにえらい。
http://olympus-imaging.jp/product/compact/xz1/
姉と、来年高校進学を控えた長男坊(いにひゃるでぃー)が、都内某所に学校説明会のために上京。ランチしたあと一旦解散、夕方、有楽町で合流し、長男坊は羽田まで飛行機を見に、私たちは有楽町でお買い物。キャッキャウフフと小物みて、本見て、お茶して、甘いもの食べて、実家で会ったときには話しにくいシビアな話したり、愉快な話をしたり、楽しい日曜の午後を。
長男坊とは浜松町のモノレールの改札で合流。飛行機好きな長男坊、楽しい表情で戻ってくるに違いない、と思って迎えに行ったら、なんというか尻子玉抜かれたような顔してやってきた。
「どうしたの!?」
「国際線の空港に行ったら、キャセイのしかとまってなくてしょぼかった」
そんなことで、そこまでがっかりできるのか!!!
「キャセイは制服がかわいいんだよ」
「そういうことにはまだ興味がないです」
いやいや、君もサラリーマンになって、アジアに出張に行ったら、シンガポール航空の制服にノックアウトさせられちゃうんだよ、きっと。早くそんな日がきたら楽しいわね。
姉が買おうと悩んで結局やめた本。俊介くんはこれが好き。
http://twitpic.com/900bx3

日本よ、これがアメリカだ!/映画「アベンジャーズ」


ロバート・ダウニー・Jrのアイアンマンが出るんだね、くらいの知識しかないまま、「日本よ、これが映画だ。」の広告に惹かれてノコノコと行ってきた。ここ数年に見た映画の中で火薬量ナンバーワンです。「ロバート・ダウニーさんは、戦闘中の演技は顔だけでいいわね」「ウェストのクビレが足りないけど、フェロモン弁が壊れちゃってる女スパイは、もしかしてスカーレット・ヨハンソン・・・?」「黒のレザーのロングコートきたアイパッチ長官(マトリックスのモーフィアスにしか見えない)がサミュエル・L・ジャクソンに見えるのは気のせい?」といった豪華キャスト! 
これを見終わったあとに、ひとつの事実にやっと気がつく。マーブル・コミックスは、当社お抱えヒーロー総集合!キャラクター祭りを開催するために、超人ハルク、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソー、アイアンマンの作品をコツコツと作ってきたんだね。おばちゃん、アイアンマンしか見てないから気が付かなくて悪かったよ。
アイアンマンは小粒な小悪党と戦う作品だったから、今回の敵もそんなもんかと思ってたけど、最終的には人類の危機に立ち向かうことになっちゃって大騒動! まぁ大変! ユニバーサルの『バトルシップ』並を超えるエイリアン物量大作戦! 圧巻はマンハッタンを泳ぐメカ鯨のシーン、ちょっとメルヘンで素敵だったわよ。女スパイらしくキビキビと暴力的に動くスカーレット・ヨハンソン(演じているのはスタントさんだとわかっていても)が、いやいや、あなたはもうちょっと、たゆーんたゆん要員でいいんじゃないかちら、どうかちら。
日本だったらナウでヤングなイケメンが演じるところのヒーローを、アメコミはまっとうな大人の男が、しかも「はんさむで、モテて、お金持ってて、実際に稼いでもいて、慈善家で」という年齢の人が演じるというのが、ヒーロー像の違いなんだろうねぇ。最初の20分くらい爆睡しちゃったけど、後半は「あぁこれがアメリカのノリなのよね、きっと」と理解してからは楽しかったですぞよ。夏のヒーロー祭りを楽しみたい方はぜひー。
紀伊国屋で買いそびれていたゴルゴ1巻から40巻を注文。これで我が家に135巻までが揃うことに。えへへへ。50巻近くに「うぉぉぉ、こんな名作が埋もれていたのか!」というのがあるので紹介していきたいと思います。それでも一番好きなのは「白龍登り立つ」だけど、ほれ、これを読んだブラピがセブン・イヤーズ・イン・チベットの企画を持ち込んだという・・(嘘です)。
しかし購入手続きに30分ほどかかってしまい、カウンターの近くで流れていた映画「るろうに剣心」の宣伝CMを延々と見続けるはめに。佐藤健、江口洋介、香川照之、蒼井優、青木崇高、吉川晃司、奥田瑛二(この人も意外と仕事選ばない・・)などのちょうごうかキャストなのね! 草々兄さん、えぐっ、出世して・・・よかったね・・・・えぐっ。1000円だったら、えっと、見てもいいかな、とか、ちょっと、思ったり、も、したよ。