遠足と初夏のランチを足利で/ココ・ファーム・ワイナリー


菜の花満開のぶどう畑。


うふふな飲み比べセット、2200円くらいだったかな。


ぶどう畑の上まで登りつめるとこんな景色が。

初夏というにはちょっと早いけど、足利のココ・ファーム・ワイナリーでお友達夫婦とランチしてきた。幸せですじゃ。

近所のお庭で木香薔薇が咲き始め、ジャスミンの生け垣に花が咲き乱れ、フサ子(近隣の巨大メインクーン)やノシオ(近隣の巨大黒猫、ノシノシ歩いてる)にも道でばったり会えるような、素敵な季節がやってきましたね。

古今亭志ん輔「八丁櫓」

古今亭志ん輔の落語 片棒 幾代餅 [DVD]

古今亭志ん輔さんの落語会へ。湊屋一子さんが翻案を担当しているシェイクスピア落語です。今回は喜劇「シンベリン」を元にした「八丁櫓」。シェイクスピアの戯曲って、たくさんの人がでてわーわーわーわーってやってるうちに楽しくみんながハッピーエンドを迎えるというお話がおおございますでしょ。これを江戸を舞台にしてまとめるってなかなか大変なことだと思いますのん。

この日は、けちん坊話の代名詞「片棒」もあわせてやってくださって、たいそう楽しかったです。いいねー、ケチの話、効いてると楽しい。

ケチといえば、「普通に暮らして電気代をどこまで減らせるか」運動を開催中のウカヌマ家、先月、ひさびさに電気料金が7000円を切りました。いやっほう。先々月テレビをスリングボックスに変えましたが、それだけでは電気代の変動があまり見られなかったので、テレビの電源を抜いてみました。同時に無電源電話機に変更し、そのふたつが功を奏したのか、電気代が一ヶ月で1000円下げられたのです。いやっほう。テレビの待機電力なんて大したことないって聞いてましたが、どうなんだろー、こうやってみると思ったよりもちょっと大きいような気がしますが。うーむ。

スガやんのかばん病の原点よ/トーベ・ヤンソン「小さなトロールと大きな洪水」

小さなトロールと大きな洪水 (ムーミン童話全集)

ムーミン展へ行ってきたので、感動の薄れぬうちにムーミンシリーズ第一話の「小さなトロールと大きな洪水」を読んでみました。家を建てたのにどこかに行ってしまったムーミンパパをムーミンママとムーミンが探す旅の物語です。

パパ、だめじゃん!!!

旅先で様々なピンチに遭うムーミンママとムーミン! そんなとき、ママはハンドバッグの中から様々な道具を取り出し、ピンチを脱出するのです(といっても絆創膏とかの細々としたものなのですけど)。そーんな不思議なハンドバッグがほしい、そーんな素敵なハンドバッグがほしい! できたら葡萄色のワニ革で(ごめん、ワニ)、膝の上にちょこんと載る長細いかたちで、夏の着物にも冬の着物にも似合って、小紋にも紬にも訪問着にも似合って、松阪縞とか綿薩摩とかマニアック木綿にも似合って、がばっと開いて、携帯とお財布と手帳とiPhoneとハンカチと化粧ポーチとデジカメとB5サイズのハードカバーが一冊入る、そーんな素敵なハンドバッグがほしい!(途中から違う話に・・・)

花みずき イーサン・ホークもおじさんに 夫婦げんかを二時間も/映画「ビフォア・ミッドナイト」

Before Midnight [DVD] [Import]

リチャード・リンクレイター監督の「ビフォア・ミッドナイト」。1995年の「恋人までの距離」、2004年の「ビフォア・サンセット」に続く第三部、2013年公開の「ビフォア・ミッドナイト」。

イーサン・ホークは好きだけど、この甘々恋愛映画はどれも見たことがない。
1995年「恋人までの距離」、イーサン・ホーク演じるジェシーとジュリー・デルピー演じるフランス人女学生セリーヌがウィーンで出会い、一晩おしゃべりしたりイチャイチャしてお別れする。
2004年「ビフォア・サンセット」、この出会いのことを小説に書いたジェシー、本の宣伝ツアーでパリを訪問、そこでうっかりセリーヌと再会! そしてまた飛行機が出るまでの数時間をおしゃべりしたりイチャイチャしてお別れする。
20113年「ビフォア・ミッドナイト」、物語は空港から始まる。離婚した前妻との息子を見送った後、夏休みを過ごさせてもらってる別荘地へ。車を運転しながら夫婦の危機っぽいことをひやっと感じたり。様々な世代のカップルを交えながら囲むディナーの場でトンチの効いた会話を楽しんだりした後、解散後、夫婦の危機再燃!!! 夜明けが来るまでに二人は仲良くできるのか、おしゃべりしたりイチャイチャするお話。

2時間の映画なのにほとんどがおしゃべり!

・空港で息子を見送る
(車に乗り込むシーンがちらりと)
・目的まで走る車中
(海のシーンがちらりと)
・別荘で新作の小説について
・別荘での食事
・別荘を出て遺跡の中を歩きホテルへ移動
(ホテルでチェックインするシーンがちらりと)
・部屋に入り、イチャイチャしたりしながらも危機再燃!
・ホテルのアウトドアのカフェで仲直り、よかったね!

これだけのシーンで構成されているのですけれども、なになに、全部これ、長回し・一発撮りしてるの? どうなのかちら! 車中のシーンも背後の風景が途切れることがなく、別荘でおしゃべりしてるシーンも太陽の光が自然に移ろっていて、どういう撮影風景なのかしらんと不思議に思った次第。撮影期間短かったんだろうなー、って思って、Wikipeidaの下のほうに「リンクレイターは10週間の執筆とリハーサルの後に、300万ドルほどの予算で15日かけて撮影したことを明かし、2013年上旬の映画祭公開を目標とした」、ってあったわ。だよね。

製作費$3,000,000で、興行収入$20,737,030 ならたいそう具合の良い商売ですな。ふむ! 「アナと雪の女王」の制作費は、$150,000,000ですって! 「岳」とか好きな人なら黙ってみとけ映画・ダニー・ボイルの「127時間」は$18,000,000!

$190,000,000 パシフィック・リム
$150,000,000 アナと雪の女王
$63,000,000 マトリックス第一話
$18,000,000 127時間
$15,000,000 スラムドッグ・ミリオネア
$3,000,000 ビフォア・ミッドナイト
€130,000 ONCE ダブリンの街角で

すごいな、低予算映画って。

ONCE ダブリンの街角で デラックス版 [DVD]

長崎でどうでもいいこと忘れてく/映画「ペコロスの母に会いに行く」

ペコロスの母に会いに行く 豪華版 Blu-ray

概要をWikipediaから。
2013年11月16日より全国公開(舞台となった長崎県では11月9日に先行公開)。監督は森崎東。2013年 第87回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画ベスト・ワン作品。
主人公ゆういちを演じるのは岩松了、もうひとりの主人公みつえ役の赤木春恵は88歳と175日(クランクイン日の2012年9月5日時点)にして本作が映画初主演となり、この出演でギネス世界記録に「世界最高齢での映画初主演女優」として認定された[8]。
このほか若き日のみつえに原田貴和子、夫のさとるに加瀬亮。このほか原田知世、竹中直人、宇崎竜童、温水洋一、お笑い芸人の原田おさむ、などが出演する。
撮影監督に浜田毅、音楽プロデューサーに大川正義(『千と千尋の神隠し』などを手がけた)。一青窈が主題歌「霞道(かすみじ)」を書き下ろしている。

赤木春恵さんがすごいのですよ!!! もう90歳近いのになんて素晴らしい!!! 

三菱造船とかに勤めてそうな硬いサラリーマンパパの加瀬亮が、給料日に全部飲んで使っちゃうような大変な酒乱で、家族は困窮しながらも長崎の坂の街で暮らしていくのです。過去と現在が交錯していく痴呆が進む春江ママン、それを支える好きなことばっかやってきた長男の雄一(岩松了)、雄一の息子は大変よくできたばあちゃんの面倒も見る優しい孫(大和田伸也の息子・大和田健介、手堅くていい! こんな出来た孫がいるのですかっ!)。春江ママンの子供の頃の思い出、仲よかったチエちゃん(おとなになったチエちゃんを原田知世が演じますがこれもまたいいですぞ!)、長崎に原爆が落ちた日のこと、終戦、そして生きること食べること育てること、そして、いま。

原作も重苦しすぎずほのぼのした笑いが散りばめられていたけれど、映画には更に突っ込んだ笑いの要素を盛り込んで、笑ったり泣いたりしながらの二時間弱です。今度、実家で母親と一緒に見てみようと思います。

ペコロスの母に会いに行く