知ってるの?誰が一番偉いのか


先月、伊勢丹の某展示会で購入した廃材寸前のミンクのコートの端切れから作ったというリング。捨てられる前に形が残ってよかったね。やっぱり命あるものを犠牲してるんだから最後まで全うさせてあげたい。そしてこのファーのリング、撫でてると心が和みます。すさみがちな会議の日につけていくと心が落ち着くのではないでしょうか。猫ちゃんも大興奮です!

ここ数年、パヴェのリング一択なんですが、このキラキラのつぶつぶを見てると荒みがちな会議で心が和むんざます。またダイヤのつぶつぶがついたオメガの時計も愛用していますが、これもまた荒みがちな会議のさなか、時間を確認するふりして眺めては心を癒しているんざます。なんというか、女性は、そういうキラキラしたものがあれば、ひとまず「こんのゆるふわ会社員がぁぁ!」「ほっほー、バブル全盛期にお育ちになられた管理職様は違いますなぁ」などという暴言を胸の中に潜めておくことができるんざます。便利ですわよ。


数年前、IKEAに行ったとき、うっかりテンションあがってオットマンを買ってしまったんだけど、わははは、わしの家にはでかすぎるーでかすぎるー、でかすぎるもんですから分解して壁の隙間にそっとしまったりしてました。今年の夏、取り出してもう一度組み立ててみたものの、やはりでかい、でかすぎる。でも縦に起こすとあら、なんとなく猫ちゃんの細長い高さのあるベッドになるような気がしないでもない。しかしリビングに置くにはでかすぎるったらでかすぎる、寝室の窓際に立てて置いてみましょうかしらね。

と、置いてみたところ、我が家の寝る時間帯はこんな有り様に。

いいね、ウカやん、その態度! 
一緒に暮らし始めて7年経過したなおいまも、
誰が一番えらいのか叩き込んでくれるその態度!
すきだよ、ウカやん、大好きさ!


【国内正規品】 JBL CLIP ワイヤレススピーカー Bluetooth対応 ブラック JBLCLIPBLKAS

六本木のミッドタウンにJBLのショップができてるんですけど、そこに愉快なカラビナ式スピーカーがあっただよ。携帯式香取線香じゃないんだよ、カラビナ式スピーカーなんだよぅ。Bluetooth で飛ばすんだよぅ。連続再生5時間可能だよぅ。電話がなってもちゃんと気がつける仕様になってるだよ、そしてうっかりこのスピーカーちゃんから通話ができるんだよぅ。これはっ、ほしいっ、実家でっ、畑仕事してるときとかに、腰ベルトにっ、ひっかけたいっ! めんこいのぅめんこいのぅ。

自分メモ;ファンがファンファンうるさいので、東芝PC工房に愛機持ち込み決定。がんばれ愛機!

It’s a Beautiful Day/アラスカ旅行記 旅程編その3-二日目 ビーバー村

アラスカ物語 (新潮文庫)

宿泊したチェナホットスプリングスにはトレイルだけじゃなく数々のアクティビティが用意されていまして、そのチラシに記載されているあるツアーを見て「うぉっ」となったので申し込みました。料金は法外にも440ドル! しかも申し込んだ日の為替が109円オーバー! ぐぬぬ、足元見られる名無しさん! しかし、そのツアーの中に「うぉっ」となる案件が複数存在しているので致し方ない、お買い得パッケージだよ、おっかさん! さて、その気になる「うぉっ」な案件とは!?

・かつて日本人が切り拓いたビーバー村まで

・その村はユーコン川のほとりにあるんだけど、

セスナ機片道180km移動し

・フライト中は広大なアラスカの大地をお楽しみいただき、

・ついでに北極圏まで行ってしまいますよ!

・あ、そのビーバー村、新田次郎の「アラスカ物語」のモデルですの。

などという盛りだくさんでお買い得なツアー! 440ドルってうっかり「新幹線で行く東北温泉二泊三日」くらいな価格帯だけど、うぉぉぉー、うなれ、あたいのクレジットカード!!! というわけで、プチトレッキングした後、早速温泉が持ってる滑走路まで。


前日、この飛行機を見たとき、ホテルが雰囲気作りのためにレイアウトしたオブジェかと思っていたのです。ねー、こんなガタピシいいそうなセスナ、なかなか怖いじゃないですか、うふふ、と思っていたら、これに乗っていくことに。

黒い服のおじさんがパイロットさん、セスナのタクシードライバーなのよね。アラスカ広かねー。優しそうなこちらのご夫婦は、息子さんがただいま東京で働いてるとか。パイロット1名・乗客7名、定員いっぱいでセスナは離陸。


さっき登った山から見た風景を、今度は上空から。


うぉい、結構高いとこ翔ぶのね! 高いところを飛ぶ分にはフライトはかなり安定していました。


180km、ずーっとこんな景色。行ったことないけど、この風景から水を抜いたら火星になるのかしら。


出た、ユーコン川! ウカやんにとって三大河川はメコン・ユーコン・天竜川。今年はこの3つ、すべてを目に収めることができたな、と。しみじみ。このあたりで北極圏通過。


いきなり着陸態勢に。


降りてから振り返る、本当におもちゃみたい。。


ビーバー村の滑走路。素晴らしい天気。会う人会う人が「It’s a Beautiful Day! 」と声を掛け合うほどの。


ビーバー村の男性のもとへ嫁がれた日本人女性あいさんがガイドをしてくれます。彼女のブログはこちら。http://www.aiyakai.com/

ここは、アラスカ物語の主人公フランク安田さんのお墓。石巻で生まれアラスカに骨をうずめたフランク安田さんは1958年に亡くなられたのですが、1966年って昭和33年ですから、割りと最近のお話ですよね。


そのお墓から40mほど歩くと、もうユーコン川。


まるで映画のワンシーンみたい!


うーん、ユーコーン・・・


サーモンの捕り方を説明してくれるあいさんの旦那さん。
入れ食い漁と名づけたいくらい効率的な漁法。


おうちの中に入って、最近の収穫物を見せてくれる旦那さん。
漁師さんでもあるし、猟師さんでもあるのよね。


「ほら、これハイイロオオカミー」
生きていればなんと立派ないきものだったことでしょう!! もののけ姫でそういうの見ましたー! 八甲田ホテルのバーにも飾ってありますよねー!


「これ、リンクスー、びよーんびよーん」
生きていればなんて美しく気高いいきものだったことでしょう。


リンクスの前足。でかい。こんなんでばりっとやられたら・・・。


獲物の一覧表示。リンクスの大きさがよくわかります。一枚800ドルくらいから市場に下ろすそうです、ほほぅ。ツアーに乗り合わせたキャリア・マダムの目がキラーンと光ったのを見逃しませんでした。おやつとコーヒーをいただいて帰途へ。現地には1時間半ほどいたのかしら。


あぁっ、また映画のワンシーンみたいな!!


記念撮影。


帰り道、気が緩んだのかパイロットさんの運転が荒っぽくなり、道中何度かヒヤっとすることが。あぁ、ホテルが見えてきた。


お疲れ様でした。小さい体でよくがんばってくれましたね!


夕方、また別のトレイルを歩く。現地午後8時。


夕飯はハリバットとサーモン。ハリバットは「ふーん、こんなもんかー」というお味でした。オーロラ風ソースを掛けなくちゃダメなのかもね。

白露の夜光源氏がいなければ/能 奥川恒治の会「野宮」

お招きいただいて鑑賞に。あらすじをかいつまんで超訳しますと・・

旅僧がひとり嵯峨野を歩いてる、「ほほぅ、これが名所旧跡の野宮というところですか」と参拝する。するとどこからかきれいな女性がやってきて「今日は特別な日だからあんたら一般人は早く出ていって」と、「いやいや、おいら世俗を捨てた旅の僧侶だもん、気にしなくっていいっすよ、ところで今日は何の日なんすか?」「しつこいなー」「ねえね何の日何の日?」「今日はっ、むかしっ、光源氏のあの野郎めが、別れたつもりだったのに、もう、私、過去のものと思ってすっぱり諦めたつもりだったのに、のこのことここにやってきやがってこのあたいに会っていった日なの!!!」「えー、もしかして貴方様のお名前は」「しつこいなー、六条御息所よっ!」「ひいいっ!」

光源氏がいなければ数々の能楽も生まれてこなかったのですねぇ、ねー。地謡に観世喜正先生がいたので、もうそっちばかりガン見してましたよ、うふふ、喜正先生の声は本当にいい声で。二時間の大曲でしたが、見始めたらあっという間でした。

途中から、能面をつけた能楽師さんが美しい、その面相応の年齢の方に見えてくるから不思議です。誘ってくれた女性とあとで飲んだとき、「きれいなお面だったねー、二十代後半くらい?」「あ、そうなんですよー、その設定で新しく作った面なんですよ!」などとやりとりも。美しゅうございましたよ。

野宮:あらすじ

観世喜正先生の野宮コラム

奥川恒治先生のウェブサイト

来月、矢来能楽堂で『土蜘蛛』があるけど、ちょっと見てみたいにゃーん。

~能と花の二夜~狂言『鐘の音』・能『土蜘蛛』 [DVD]

泡々と夫婦のようなものでいて/川上弘美「風花」

風花 (集英社文庫 か)

あらすじはAmazonの商品紹介文から。

ねえ、わたし、離婚したほうがいいのかな。普通の夫婦を続けていくって、どういうことなんだろう―。のゆり、33歳。結婚7年目の夫・卓哉の浮気を匿名の電話で知らされた。卓哉に離婚をほのめかされて、途方に暮れながらも日々の生活は静かに続く。やがてのゆりは少しずつ自分と向き合い、一歩ずつ前へと進み始める。移ろう季節のように、ゆるやかに変わっていく愛の形を描いた傑作恋愛小説。

ぽやんとした主人公「のゆり」ちゃんが、ぽやんと結婚して、ぽやんと浮気されて、ぽやんと人生を模索していく、ぽやんとしたお話。ぽやんとしてるなー、全体ぽやんとしてるなー。社会からまるで置いてけぼりにされているような平仮名でものを考えるのゆりちゃん。社会に飼いならされて順応してる旦那ちゃん。子供のいない輪郭のない夫婦生活。ぽやんぽやん。

「悪い子じゃないんだけど、あの人の話って長くてオチがない」って言われる感じの主人公。喋るのと歩くのが遅い人が苦手なヌマエさんはのゆりちゃんを目の前にしたらドロップキックしたくなるかもなー、ていうかするな、多分、する、うん、間違いなくする、しますとも、えぇしますとも!

ウカちゃまはどうしていつもこの角度?

「ヌマエさんは、なぜ、いつもウカちゃんを下から見上げるアングルで撮影されてるんですか? その角度が一番かわいいから?」と人に尋ねられました。おほほほ、その理由を知りたくって? それはね、

 あの猫が私のことをいつも見下ろしてるからですよ!!!

 みおろしてるなんてもんじゃない、みくだしているのかもしれません!!!!

そういえば昔、カサヤンと地上二十階にあるお部屋の物件を内見しに行ったとき、不動産屋さんの若い女性が「このくらいのフロアですと、六本木までの町並みをみくだすことができますし」と素で言っててびっくりしたよ! ギャグ? ネタ? バカ? さぁみなさんも三択でどうぞ!

ちなみに仕事机の袖においてある棚の上が彼女の定位置。わたくしが怪しげな音程で鼻歌を唄っていると棚の上からしたっと飛び降り、その一連の華麗な動作の合間に人間様の頬を噛み、床にすっと飛び降り、「ペッ」となにかを吐き出してから寝室へ向かってすたすたと歩いていきましてよ。ほんとう、おりこうなんだから!


YO! これが、あたいの、定位置!!!