冬麗や心よろよろ抜歯ちゃん／親知らず抜いた話／ユーリ!!! on ICE 第10話

先週、親知らずを、その「ふはははは、インプラントと審美で儲かってまっせ」なエステライクな歯科医で抜歯しましたのん。

抜歯の数時間前、尋常じゃない展開の第１０話に翻弄されておりました。まるで女子高校生のように冬の未明にはしゃいでしまったものです。やりとりした相手たちの洞察の深さに、おいどんはまだまだですたいと膝に手を置いて反省したものです。

それはさておき、その数時間後、歯科医で治療台というか治療椅子に座らされたのち、左指人差し指に血中酸素濃度系をはめられた。「これ、お母さんが毎朝使ってたんだよな・・・そんで長患いの母よりも今入院している父親のが酸素量が少ないってどういうことかしら」と眺めていたら、続いて血圧計をつけられた。そんなに体調管理しなくてはならないほどの悪魔の所業がこれから行われるのですか・・・・とガクガクブルブルしていたら、麻酔。フガフガしてきたところでドクター登場。「はい取りますよー」「カリカリ」「取れましたー」とものの二分で抜歯完了。

治療自体は特に問題なかったのですが、歯がひとつ、割りとしっかりした形状の骨がひとつ、自分の体から失われたのかと思うと、午後は半日使い物にならなかった。大変にだるい。気持ちが落ちる。ウィダーインとおかゆとおかゆのランチと夕飯。抜歯ダイエットで体重１ｋｇ減。翌朝鏡を見たら、抜歯一本分顎がシャープになっていて、それにも驚いた。骨格大事。

さて、周囲の友人知人らに聞きますと、みなさん二十代後半とか三十代前半で抜歯しているようで、この年齢まで放置している方も少ない模様。しかしですね、「ヤスリで抜歯した」「ガリガリされた記憶がまだ生々しい」などという十数年前の事情を耳にしますと、デンタル産業が成熟した平成２８年のこんにちに、エステライクな歯科医で「痛かったらいってくださいねー」と衛生士さんのふんわりおっぱいに頭くっつけながら優しく抜歯されるほうがあたしゃ全然よかったですよぅ、と鏡みながら頬をそすそすそすとしているところです。

それにしても第１０話・・・・。おいおいヴィクトルモデルのiPhoneケースとか売ってるぜ！　Yo、日本のアニメ産業はどうなってるんだい？　ユーリ!!! on ICE のSNSの巻き込みっぷりは尋常じゃないモデルケースになっていくと思います。あと、聖歌隊の中の能町みね子さん、たしかにいた。見つけられた。

はい、ヴィっちゃんグッチのダサセーター着るの図。グッチもまさかこんな目にあうとは思っていなかったじゃろうて。

モデル着用図はこちらから。