漫画家は廃業するにあたり必要な貯蓄は一億、っていつか流れてきていたけれど あながち冗談ではないんだなー(冗談かと思っていました ええ) https://t.co/UwVrlwykjK
— おかざき真里『阿・吽』5巻発売中 (@cafemari) 2017年4月18日
阿吽のおかざき真里さんがなにに感心してらっしゃるかといいますと、SMBC日興証券株式会社が、証券会社であるところのSMBC日興証券株式会社が運用してる、若者向け(多分)お金の意識改革を促すゆるふわメディアに掲載されていた以下の記事です。
マンガ家・かっぴーが老後に必要な資金額にがく然! 「僕は本を何冊売ればいいの」 | FROGGY (フロッギー)
そこではおしゃれなプレゼン資料に以下のように書かれています。
<老後とお金>
ご夫婦おふたり、60歳の旦那さまと55歳の奥さま
老後に必要な資金は、約1億円!
とはいえ、サラリーマンは厚生年金があるので全額自分で賄う必要はないんやで、貯めとけばいいのはだいたいこんなもんやで、とお話は続きます。
サラリーマンの場合、自助努力で必要な金額は、約2,500万円
ゆとりある暮らしを送るためには、約5,000万円
自営業の方は、上記に+約4,000万円必要
「いまのまま貯金しててもお金なんて増えないから株やっとこ!株!」、うんうん、ですよねぇ、わかるわかるわかります、皆様のご事情がわかります、SMBC社の狙いもよくわかります。というか、自営業の人が夫婦ふたりで老後にゆとりある暮らししようとしたらデフォルトで9000万は必要ってことなのね、あらあら大変、いきなりハードルがガン上がりしてるじゃないですか。
「夫婦ふたりで」一億といってますが、では一人だったら五千万でいいのか、と言うと、実はそうでもないのが辛いところ。あぁ辛い、とかくこの世は世知辛い。世知辛いついでに最近出版された話題のこの本、立ち読みしただけでそっと閉じたくなるほど心をえぐってきます。
しかしこの本はレビューをつけてる方たちが優秀なのが更に素晴らしい。
*小規模事業者はたしかに節税効果も見込めて良いのですが、掛け金減額すると減額前分は運用されないことも書いておいてほしかったです。
わたし、小規模企業共済を15年ほどやってますが、この情報初めて知りました・・・・あっぶねぇーー!!!
こういう本は、私が若い頃にはなかったような気がします。それだけ不景気というか、先行き不透明になったというか。ともあれ、ひとまず、今日の総論です。減らさないってのも大事なことよね。
お金を壺やタンスに入れていても何の役にも立たない。『が、減らない。』←この部分抜けてますね。#東証大学のテストに出るぞ pic.twitter.com/SS8yGhXtg4
— むらやん/村上直樹 (@cadillac600) 2017年4月18日
でも物価上昇しちゃったらいちおくなんて、それこそ雀の涙なんじゃないのか。
円握りしめてても、受けられるサービスがない、とか
サービスを受けようと思ったら、お金以外の何かで選別される、とか、
近い将来ありそうな気がします。
お金以外のなにか・・・・かわいい猫と一緒に暮らしてるとかそういった条件でしょうか。。。心配!!! 超心配ッ!