教えたるゴルフやるのが悪いヤツ/ケン・ローチ監督の『ルート・アイリッシュ』

 
飯田橋ギンレイホールで。
今日のこの記事のタイトルは平たくいうとネタバレですが、ご笑納下さい。
映画の紹介はgoo映画から。
イラク戦争が始まって以来、バグダッド空港と市内の米軍管理地域グリーンゾーンを結ぶ「ルート・アイリッシュ」は、世界でも最も危険な道路とされていた。元イギリス軍特殊部隊のファーガスは、報酬を目当てに親友のフランキーと共に民間傭兵としてバグダッドに赴く。だがファーガスの帰国後、ルート・アイリッシュでフランキーが命を落としてしまう。当局が発表した死因に不信感を抱いたファーガスは、真相究明に乗り出すが…。
舞台は2007年の秋、2010年制作、UKで2011年3月公開、日本では2012年5月公開。
ラストに近くなるにつれ「えぇー、主人公ったらなんてあわてんぼうさんなのかしら☆」とか「えぇー、貴重なホニャララが失われてしまった」といった場面が続くのですが、主人公のファーガス自身が身につけてしまった深い穴がもたらしたものがあまりにも昏すぎるのではないかしら。でもそれが戦争に加担したものに必ず与えられるものでもあるってことなのよね。
自営業のいろはを教えてくれた仕事の先輩が「企業の男性というのはマグロとゴルフにしか興味がないんですよ!」という暴論を吐いていたのですが、そうなのかしら、そういうことなのかしら!
昨年の「痛恨の見はぐり映画」であった「ルート・アイリッシュ」をギンレイホールでリベンジできて相当溜飲が下がったわ。うふふ、明日からは「苦役列車」と「鍵泥棒のメソッド」よ! その2週間後からは「リンカーン弁護士」と「ロック・オブ・エイジズ」よ! 行こう、ギンレイホール!!
http://www.ginreihall.com/schedule/index.html
自分メモ
・「太陽を曳く馬」に登場してた武田泰淳の「ひかりごけ」を購入
・「太陽を曳く馬」を映画化するとしたら監督は誰がいいのかちらー!合田雄一郎は、平成の今、誰が演じるのがよいのかしらー! 西島秀俊でもいいけど、できれば西島秀俊以外で!
ケン・ローチの「エリックを探して」のジャケットってこんなんだったのか!!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください