宮部みゆき「蒲生邸事件」

蒲生邸事件
蒲生邸事件 宮部 みゆき
グダグダな年末をすごしておりますが、正月に読もうと思って買っておいた宮部みゆきの「蒲生邸事件」を読み始めたら、とまらなくなった。なんだか昨日書いたことと矛盾していますが、とまらないものは仕方ない。
第18回日本SF大賞受賞作品(1997年)。1994~1995年にかけて書かれた作品ですので、お読みになった方も多いと思います。98年にはNHKでドラマ化されたそうです。そのときのキャストはこちら。
尾崎孝史 – いしだ壱成
平田次郎 – 西村雅彦
向田ふき – 奥菜恵
蒲生憲之 – 江守徹
蒲生貴之 – 原田龍二
蒲生珠子 – 細川直美
黒井路子 – 萬田久子 : 平田次郎の姉
私の脳内キャストはこちら。
尾崎孝史 – 妻夫木聡
平田次郎 – うちにくる明日来るの配送の男性
向田ふき – 三沢美千穂(徳市の恋に出てた子)
蒲生憲之 – 手塚治虫「アドルフに告ぐ」の本多大佐
蒲生貴之 – 谷原章介
蒲生珠子 – ものすごく控えめで、大根じゃない栗山千明
黒井路子 – あき竹城 : 平田次郎の姉
タイムトリップものだったとは思いもよらなかった。この本のテーマである二二六事件は、子供の頃からよく理解できなかったものでしたが、今回この物語でこの事件の重要さを知ることができよかったです。先日平河町のあたりを歩いたばかりだったので、あのあたりの地形を頭の中によく描くことができ、タイムリーに楽しめました。ちなみに物語の舞台となった平河町第一ホテルのモデルは、ルポール麹町あたりかしらんと思い浮かべて読みました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください