度を越えた話/神楽坂珈琲戦争


最近、視力が落ちてきたので視力検査とコンタクトレンズを新調しに行ってきた。眼医者に行ったの何年ぶりだろうか、担当の方に膝まつかれてカルテかかれたり、みな美男美女で気持ちのいい言葉遣いの清潔できちんとした人材ばかり。あらゆるデフレの結果、ものすごくいろいろなものが底上げされている感じ、特にサービス業が。リッツカールトンでもこんな扱いを受けたことないわ!(泊まったこともないけど)
視力はね、近いところはちゃんと見えるが、2m~10mがぼやややーん、でもサッカーは生で観戦しても試合の流れはきちんとわかる、という感じ。コンタクトレンズの度を、右目を2つ、左目をひとつあげることにした。「老眼は進んでますが?」と尋ねると、「それはまた別の検査が必要になるんですけど」と言いながらかなり細かい字が印字された紙を手渡された。レンズをはめた状態で「読めますか?」と質問された。「読めますね」「じゃ、まだ大丈夫ですね」「でもいつきてもおかしくないですね」「人それぞれですからね」。
新しいレンズで歩行者天国になった新宿通りに出たら、おぉ世界よ!くっきりとした伊勢丹よ!!!
帰りは神楽坂で、ひとくち支援ず・G馬大学の先生、I藤さんとお昼ごはん。学会があって東京理科大にいらしゃったそうで、そのついでに声をかけてもらいました。「理科大ってのは経営がうまいんですかねぇ」という話をしながら神楽坂を降りる。「ほら、このでっかい商業ビル、上に理科大が入ってますでしょー? ここの再開発を理科大がやったんですよ」「いやぁ経営上手な話は聞いていましたが、なるほど」などとちょっとだけ生臭い話を。
I藤先生、教育支援で東南アジアの各国に行ってるんですって。そういう社会貢献の仕方もあるのですね。なかなか行く機会のない、ビザもおりにくそうなちょっと政情不安なお国の話とか、いろいろ聞けて面白かったです。
「平原にタジン鍋がずーっと並んでいるんですよ!
 タジン鍋しかない美しい朝焼け、あれはほんとうに素晴らしかった!」
仏教都市バガンの風景のお話です。ネットで探してみたらすぐ見つかりました、先生、ほんとうに、タジン鍋ですね、プププ☆
その他数学にまつわるいろいろ楽しいお話をきかせてもらいました。リムネット時代からのおつきあいなので、カヲルちゃん・れーなさん並に「思えば遠くへきたもんだ」なおつきあいをさせてもらってます。まったく『思えば遠くへきたもんだ』です。

全然関係ないけど、その飯田橋いうか神楽坂下にきれいなスターバックスができましたね。前はパチンコ屋さんだったのに! 『プラダのビルかよ』、ってつっこみたくなるくらい明るいおしゃれスターバックスができたのっ! そしたらその近くにあるドトールが、「1・2・3階、全部で120席あります!喫煙席もあります!」てな看板を通りに出していて、おぉ、ドトールよ、お前の気持ち、あたいはわかるよ、わかるよ、なんだかまるで泣いた赤鬼のようじゃないかと、立ち寄ってアイスラテ飲んで帰りましたとさ。日曜日らしい日曜日でした。
・・・・でも私が、神楽坂で一番うまい珈琲を出す「チェーン店系珈琲店」は、神楽坂上の珈琲館だと想ってるの! 超絶おっさんくさいけど、珈琲は酸味少なめ、コクがあってまろやかな味でほんとうにおいしいと思うわ! 珈琲に対する愛がみなぎってるもの。機械の下にコーヒーカップを置いて、じゃーっと出した珈琲とは一味ちがうのよ。ていうか、新宿区、珈琲館おおすぎ。珈琲館天国、嬉しいような嬉しくないような。 
神楽坂途中の上島珈琲店は平日日中「ぎゃばー」っていうくらいお客さんが少ないから打合せに最適よ! 夜は、お酒飲んだあと珈琲でも飲んで酔い醒ましを、というお客さんが多くてちょっとにぎやかよ。使われているのは柳宗理デザインの椅子で、ほんとうに居心地よいよ。
甘いモノが一番おいしいのはアグネスホテルのパティスリー・ル・コワンヴェール。ここのチョコレートケーキには毎度毎度目がくらみます。まだまだ続くがこの辺で。
なんか最近、あぁ私って新宿区民になったんだなぁとよく実感しております。
♪神楽坂ーは新宿区、千代田と思うは大間違い(コガネムシの歌のメロディで)。

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yutakarlson

コーヒー戦争が熱い! セブン-イレブン、ローソンも本腰-【私の論評】イノベーションが、社会の変化を利用したり、社会変革そのものであると考えれば、世の中にはチャンスが無限にある!!
こんにちは。マクドナルドが2008年に、プレミアムトーストコーヒーを導入して以来、これでかなり良い成果を出しています。そのためか、マックも2月にこのコーヒーを改善したり、ローソンや、他のコンビニなどでも、かなり力を入れています。これは、消費者にとっては、美味しいいれたてのコーヒーが従来は、スタバや珈琲専門店でしか味わえなかったものが、ファストフードや、コンビニでも手に入れられるようになったということで、立派な社会的イノベーションだと思います。ドラッカーは、イノベーションは、技術そのものではないとしています。新しい技術を開発しても、それ自体ではイノベーションではなく、社会の変化に対応したり、社会変革を実現することであるとしています。であれば、このコーヒーの導入も立派なイノベーションだということです。このようなことがイノベーションというのであれば、今の世の中には、チャンスが無限にあるといえるかもしれません。詳細は、是非私のブログを御覧になってください。

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