着物を着る人のための引越し情報

長年暮らした麻布十番から引越しまして、現在は、緑とオナガの多い土地で暮らしております。あ、都内です。オナガとヒヨドリがぎょぇーすぎょぇーすと、喧嘩する声が毎朝して、その声でウカ様が窓辺に走り寄り、ニャッニャッと応戦している毎日です。いや、ウカ様、喧嘩の仲間にカウントされてないから。近くのこうきゅうちんたいマンションの一番小さい部屋が130平米だとか、目の前にちっちゃい森があり、小さい公園の敷地の緑かと思っていたら、お屋敷の庭の一部だとわかり『ぎゃふん!』、とかそんな静かなところで暮らしています。
引越しの際、何社か見積り依頼を出しました。特に大した財産は持ってないけど、ひと財産使った着物だけは大事に運びたいと思い、そこを重点にいろいろ検討しました。着物は、高さ140センチ・幅100センチ、高さ90センチ、幅100センチの箪笥の二棹になっており、タクシーや電車で運べるほどの量ではありません。引越し業者にお願いしないとどうしようもない量です。さらに、私は雨女、引越し当日も絶対に雨が降るに違いありません(実際、引越し当日は大雨でした)。そこらへんもケアしてくれる業者さんを探しました。
さて、各所引越し業者の見積りの感触。
・クロネコヤマト
目ん玉びっくりするほど高かったです。通常の業者さんの3倍の金額。
着物については特に箱などは用意しておらず、『大事なものは自分で運んでください』とのこと。荷詰めに関してはいい評判しか耳に入ってこないので、荷物の多い人や、引越し準備の余裕がない人には向いていそうです。
・楽天引越し一括見積もり
地道に頑張っている都内の引越し業者さんに一括して見積り依頼を出せるサービス。最初の電話で開口一番大手業者の悪口をいう会社、頼んでもいないのに段ボール箱を送りつけてくる会社などいろいろで相当疲弊。着物専用の資材を用意している会社はありませんでした。
・日通
ヤマトがアレなら日通は?、と思い、見積り依頼。ヤマトの1/3の値段で、ほほぅと思っていたら、着物専用の段ボール箱も用意している、とのこと。はい、もうその一言で決めました! 
着物を二つ折りにした状態で寝かせられる底20センチの箱を送ってきてくれました。素晴らしい! それらを重ね、90リットルのゴミ袋を裂いたもので包み、箱の封を締める。これで突然の雨にも大丈夫。って、引越し当日に雨降る前提で生きてくってのもなんだかシャクなんだが。。
この段ボール箱がかなり頑丈な作りで、デザインがシンプルでイイ! 着物用のものはすべて返却しましたが(今は業者さんが資材回収にきてくれるのね)、今も押入れの中の収納にちょこちょこっと使っています。
というわけで、着物を持っている人には、ちゃんと着物を運べるノウハウのある日通さんがおすすめ! おじちゃん4人がきてわしわしと運んで、サクサクと3人掛けの大型ソファも大きな本棚もキレイに緩衝材で包んでくれて、大変よござんしたよ。 「チップなどは遠慮します」と説明書には書いてあったけど、作業終了後にちょっと包んで渡したら「えへへ、ほんじゃぁ」ともらっていってくれたのもなんだか好感持てたわ!
あ、あと、全然関係ないけど、先週の日曜にカサヤンと代官山でデートして夕方わかれたとき、旧山手のひまわり畑に無数の蝙蝠が飛び交っていたですよ。びっくりしたー!

2 COMMENTS

ジジ

宅◯便では押されていますが、引越しや特殊なモノの扱いは、やはり日通です。
お引越しおめでとうございます。

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