邦題との乖離が/映画「ヒューゴの不思議な発明(原題:HUGO)」


パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

¥ 2,555

(2012-08-24)

 
あらすじはgoo映画から。
ひとりぼっちの少年ヒューゴは、時計のネジを巻きながらモンパルナス駅に隠れ住んでいた。彼は駅の中の玩具店で玩具を盗もうとし、店主のジョルジュに見つかってしまう。ジョルジュは、ヒューゴのポケットの中にあった手帳を見つけ取り上げた。父の遺品であるその手帳には、父が見つけてきた不思議な機械人形の修理法についての研究結果が書かれていた!手帳を取り返すため、ヒューゴはジョルジュの養女・イザベルに協力を頼む。
マーティン・スコセッシ監督、主演のヒューゴ役は青い目も美しいエイサ・バターフィールド、読書家で本のページをめくると無限の世界が広がることをしっている冒険好きなイザベルは『キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツ、ヒューゴを不良孤児と決め付け追い掛け回すモンパルナス駅の公安官は『ボラット』のサシャ・バロン・コーエン(そう、ボラットの!!!)。彼は前の戦争で足を負傷し、ゼンマイとバネでなんとか足を動かしながら駅をパトロールしている。
上の「時計のネジを巻きながら」なんですが、駅構内にある時計の動きをヒューゴがひとりで管理しているのですよ。その中には大きな時計塔のようなものもあり、子供ながらになかなか大変な技量をもっているんですわよ、奥様。そんなひとりぼっちのヒューゴがイザベルと出会い、父が残してくれた機械人形がイザベルの養父と深い関わりがあることに気が付き・・・。そして、そのタイミングで、孤児ヒューゴの物語から、忘れられた巨匠・ジョルジュ・メリエスの物語へと軸を移す。
あまり期待してなかったんだけど、ぼろんぼろん涙が出てくるシーンが後半連続。「ビッグフィッシュ」を見たときに流れるような、ああいう涙です。なにしろ、クロエちゃんの役がとっても重要。主人公のヒューゴの世界と、養父ジョルジュの世界を違和感なく結びつける役割を果たしている。クロエちゃんの利発な少女らしい表情見ているだけで、おばちゃん癒されたよ・・・ヨヨヨ・・・。
goo映画のクチコミはやたらスコア低いけど、私には面白かったですよ。おじいさんが孫と一緒に見に行って、その後も一緒にいろいろなお話ができる映画なんじゃないかしら。そのお孫さんが、「本のページをめくると、無限の世界がそこに広がっている」ということを知っていると、なお素晴らしい。世界は冒険と驚きと、愛に満ちていることも。
しかし、なんでまた「この映画つまんなかった!!」ってわざわざクチコミ書く暇があるのかなー。「!!」付きで起こるくらいつまらない映画だったら、そこまで時間割くことないじゃん。映画代の元をとろうとしているのかしらね。

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