年の瀬に海南鶏飯食べにゆく/シンガポール弾丸ツアーのお話


「arrival」の通路をずっと歩いて行ったらいきなり現れるイミグレ、超簡単入国。


オーチャード・ロードの奥まったところにあるよいホテルに宿泊。久々によいホテルに泊まって、よいホテルってしみじみいいなぁと感じ入る。本当に久々に泊まった大手資本系のよいホテル、あぁ久々によいホテル、働き者のジャパニーズビジネスマンがちらほらいたりするよいホテル。だけど店内一番奥の奥まった広々としたスペースは、スマートだけど恰幅の良い欧米系ビジネスマンしか座らせてくれないよいホテル・・・あぁそれでもよいホテルですとも!

オーチャード・ロード全体が「HITACHI, Inspire the Next」によるLEDのクリスマス・イルミネーションで飾り付けられてました。HITACHIすげえ!


階層の深い巨大なショッピングモールがこれでもか、これでもか、というほど林立してる。1階のグランドフロアではPRADAを売ってるけど、その地下4階で巨大フードコートが潜んでて、一食1000円以下で気が遠くなるほどお腹いっぱいになれる、そんなモールが続く。


翌朝は旅行会社のバスツアーに混じってベッタベタな市内観光を。
マーライオン、そんなにがっかりしなかったよ。


マーライオンの対岸は、ラスベガスのカジノのシンガポール支店、マリーナベイ・サンズ。金融街と相対してる立地。


ご飯はだいたいこんな感じ。何くってもうまい、安い。


バスツアーにマリーナベイ・サンズの入場券が入ってたので登ってみた。


眼下のハイテク植物園。このあと行ってみたけど結構見どころありました。


地震がないというだけで、これほどまでに不安定な建物を作ることができるのか・・


娯楽の島・セントーサ島の「世界で一番でかい日本製のアクリルを使ってる」という水族館も見てくる。江ノ島水族館を大きくしたような施設でした。


歩きくたびれて現地のこってりジャムを使ったカヤ・トーストをおやつに。
甘くて力がでてくる! がんばれ! ホテルまでなんとしてでも帰るんだ!!


通りすがりのショッピングモールでサンマルク・カフェを見つける。
サンマルク・カフェは電源があるから好きなんじゃよー。
でも店の造作にかなり幅があるよね。


滞在中は、現地にいる古い友達につきあってもらってた。翌日は、『イスカンダル計画ってどうなん?』と、その子とマレーシアのジョホールバルへ。国際タクシー乗り場へタクシーで移動 → ジョホールバルまでは40S¢、モスクまで見学にいきたい、じゃぁ+10S¢ とお話もまとまり移動開始 → 中華系のご年配の運転手さんが130kmほど出しながら40分ほどで越境のコーズウェイまでスイスイと移動 → 「出入国手続きは車の中からやるから超簡単だよー」とモノの本に書いてあったのでタクシーを選んだのだけど、出入国渋滞が割りとひどかった、入国完了するまで結局40分ほどかかった、まぁこれは時間帯に寄るのかな → そして上の写真のアブ・バカール・モスクまで。


そこからうろうろ歩いているうちに街になんとか戻ることが出来、インド人街へ。


ジョホール州政府庁舎、太平洋戦争時に旧日本軍が司令部として使用していた施設。
ジョホールバルでは、HSBCのATM使ってクレジットカードで20RM(マレーシア・リンギット)=日本円にして650円ほどおろして(おろせる最小単位がそれだった)、そのお金は現地の濃厚なアイスラテ4RMに使っただけでした。

帰国は、高速バスで。出入国の手続きは自分でやることになるけど、イミグレ渋滞にははまらず、その都合、道の渋滞にもはまらず、割りと快適でした。片道日本円にして400円くらい。安い。都バスと都営地下鉄乗り継ぐくらいの金額で、50分のバスの旅。


よくわからないなりに終点に到着、見知らぬ街へ放り出される。便利なiPhone のgoogle map 先生にて所在地を確認すると、アラブ人街の近くらしいのでうろうろ歩く。奥にモスクが見えます。


ここでビールとピザのランチ、写真はおこぼれを待ち構えるハッカちゃん。ビールは飲食店で飲むと11~15S¢、日本円にして900円~1200円くらいで「高いっ」と思うけど、南国はビールが安いに違いないという先入観が強すぎたのだろうとあとで反省する。


ぶらぶら歩いてラッフルズホテルを見つける。
東京でいうと、日本橋コレドのあたりに突然出現するシックなホテル、といった感じの立地。


その後タクシーを拾って、植物園へ。リスがいるー。


イグアナもいるー。

弾丸ツアーだったけど、まぁ弾丸でよかったかな、という旅でした。「おとなりの国みたいにジョホールバルに世界中から富裕層呼んでガンガン儲けるぜ―」というのはちらりと見えただけだったんだけど、自分が富裕層になったとして、こういうところで仕事もせず暮らせるのかなぁ、などと。
シンガポールは街中が六本木ミッドタウン前の広場みたいに清潔で豊かで小奇麗で空はびっくりするほど開放的で広いけど、ここで仕事もせずに何年か暮らすというのは、ちょっと難しいかな。でも、ゴハンは安く楽しくおいしくて、街は全体過ごしやすいので、また行くこともあるかと思います。

しかし、どこまで行っても店だらけの、買い物と食い物の国でした。

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