迷わずに、自信を持って決然と/映画「マダム・イン・ニューヨーク(原題 English Vinglish)」

マダム・イン・ニューヨーク [DVD]

上が日本語版ポスターで、このリンク先で英語版ポスターが見られますよ。もう日本語版ポスター製作陣が如何に主人公の美貌に魅了されたのかがよく伝わってきますよ! 本当に美人!!! アーリア人ってのはぁ・・・本当に・・・・世界中の男性たちの足を止めてしまうほどの美人の産地ですなぁ。撮影当時の彼女はまだ四十代だったと思いますけれど、いやぁもうスクリーンから美貌が洪水のように溢れてくるんですもの。どっしゃーん、ばっしゃーんと、美の洪水が!!! 子役からスタートして今のキャリアを築いた女優さんで、そりゃぁインドでも美魔女と呼ばれる部族だと思いますが、魔女を超越してこれは生きる女神だと思いました。すんごい美人。ものすんごい美人。

あらすじはギンレイホールのサイトから。
料理上手の主婦シャシは英語が苦手で事あるごとに傷ついていた。姪の結婚式で一人ニューヨークへ旅立ったシャシは英会話学校の広告を見つけ内緒で通い始める… コンプレックスを克服し1人の女性としての誇りを取り戻していく姿を描き、世界中の女性たちにエールを送る感動作!

シャシの旦那が実業家で(ムンバイの中井貴一と認識した、映画見ればわかる)、シャシの娘も十分な教育をうけ優秀なんだけど、「お母さんは英語もわからない人で、料理作るしか能のないつまんない保守的な専業主婦」とみなしている。そんな彼女が一人でニューヨークに旅立つことになる。あんなに長い国際線の一人旅も初めてで、機内でアワアワしていると、隣に座った旅慣れた中年紳士がいろいろとサポートしてくれる。おぉ、これは美女パワーのなせる業か! 私が同じことやってもこうはならないだろう! うむ! うん、でもこの中年紳士がまた素晴らしい。機内では客室乗務員をこのボタンを押して呼べばいいんだよ、と教えてくれる。「そんなことしていいのかしら」と不安げな表情を浮かべるシャシ、それを見て彼はこう続けるのです。

「迷わずに、自信を持って決然と(押せばいいんだよ)」

なにごともそうやっていけばいいんだよ、と。彼は空港での別れ際でも彼女に同じエールを送る。

そうやって少しずつ自信を取り戻していくシャシの物語。よい映画でした。これは素直に「私にも勇気が湧いてきた!」と感想を述べますよ。音楽も楽しいです。監督は1974年生まれのインド人女性監督ガウリ・シンデー。ボリウッド映画だからダンスシーンも音楽シーンもあるけれど、とっても洗練されていました。これもサウンドトラックがほしくなる映画です。よかったー。

女達は勇気を出すために、男たちは美の洪水にのたうち回るために、見るとよいと思いますよ。

それで、先日、友人旦那氏が「いやぁ、今年最高の映画でしたねぇ」とこの作品を進めてくださいまして、「ほほぅ。その理由は?」と問いますと、「すごい美貌で!」とお答えになられる。本当でした。本当にそういう映画でした。
「ウカ沼さんのおすすめは?」「レイバーデイですねぇ」「ほほう、そのココロは?」「ジョシュ・ブローリンと桃のパイ作りたくなりました」

夜にWOWOWでやってたアメリカンハッスルを見返した。エイミー・アダムスはセクシーというよりかは露出狂ですなぁ、あれじゃ。

とらわれて夏 [DVD]

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