春の夜岩瀬の現場居合わせり


7時半頃、野球速報を見たら、中日が神宮球場で2対1で勝っているのに気づき、どうしようかちら、残り3イニングチケットで見ようかな、うん、見よう、見に行こうと、カシミヤのストール握りしめ、バッグにデジカメとハンカチとお財布とiPhone入れて、近所の大きい会社の車寄せで待ってるタクシー拾って、神宮球場までひらりと。
球場についてスコアボード見たら5対1、私が車で移動してる間に3点追加したらしい。うーん、「いいぞがんばれドラゴンズ、もーえよドラゴンズー」一緒に歌いたかったのになーと残念に思いながら席を探す。3イニングチケットというのは、「6回裏が終了したところで発売開始となる、空いてる席ならどこで見てもいいですよ」なチケット。ダルビッシュが投げたりしない限り、1時間弱は見られる計算で、ちょっと短いといえば短いんだけど、ひとりで野球見るならこのくらいが丁度いいかなーとも思える。4月の野球場なんて、しかも中日戦なんてがら空きで、埋まってる席を探すほうが困難なくらい(ひどい言い様)。
で、まぁ途中アホみたいな展開があり5対3、ブルペンで若パパ・智弁和歌山・岡田と岩瀬が投げてる9回表、うっかり谷繁が3塁までやってきて、うっかりと生還し6対3。これでお膳立てが整い、9回裏岩瀬登板。きっちり仕事して試合終了。やぁやぁよかったよかった、車飛ばしてやってきた甲斐があったってもんですよ。
さて今日のヒーローインタビューは誰なのかな、と思ったら、花束持ったつば九郎がでてきて、岩瀬がスクリーンに映る。おぉ、今日のセーブで岩瀬は350セーブを記録したのか! 高津の大記録が280セーブだというのだから、ねぇー、奥様、なんたること!?バックスクリーンに映る岩瀬の目には涙が滲んでいる。1998年逆指名でNTT東海から入団、あれから十余年。毎日毎日登板の準備をして、怪我せず、体調管理し、その一日一日を積み重ねるのがどれだけ大変なことなのか。
インタビューアが「次の目標は?」と聞かれ「351(セーブ)ですね」と答える岩瀬。「もうちょっとキレのいい数字を」と重ねて聞くインタビューア。「いえ、ひとつひとつの積み重ねなんで」と淡々と返す。
最初、岩瀬はあのセリフを事前に考えていたのかなーと思ったんだけど、多分、本心なんだろうな。毎日毎日、球場に行く、登板の準備をする、投手でそういう生活を続けていると、そういう気持ちになるのではないかと思う。
山本昌より先に引退しないといいな、まぁちょっと山本昌は異次元のひとなんだけど。高木監督と山本昌と岡田俊哉が並んだら、おじいちゃん・息子・孫って感じなんだろうけど。がんばれ、高齢者球団・中日ドラゴンズ! 若手選手にイケメンが多くなってる中日ドラゴンズ!
写真追加。


花束贈呈を受ける岩瀬。


涙をこらえる岩瀬。


関係ないけど、「お立ち台が綱渡り状態よ!」とお怒りのウカ様。


切子の小ぶりなワイングラスが欲しくて、昨夜、ネットで見つけて絶叫した黒の薩摩切子。
下はシャンパングラス、じゅうななまんはっせんごひゃくえんですって! ぎゃー!

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