※写真と本文は関係ありません。
あのですね、母の葬儀のときのおはなしなんですが。
受付で御霊前って集めますでしょ? 近い親族や縁のある方が受付に立ち御霊前を受け取ります。その後、奥の御霊前集計室に運び込まれますのん。集計室では、やはり近い親族とあるいは縁の強い方が立ち会い、封筒からお金を取り出します。金額が書いてあるか確認し、無ければその方の手で書き込みます。そしてその空になった御香典袋は、奥に座っている葬祭場の担当オペレータの女性に手渡され、御香典の表の名前をスキャン、裏に住所があれば住所もスキャン。そのスキャンしたデータをわかる範囲で五十音順に並べ10人分A4用紙のプリントアウトし、式の終わる頃には「御葬儀記録書」という専用バインダーにて手渡されるのです。
手渡されるのです!
自分が書いた字が、その筆跡のままに、
永遠に、永遠に、ご遺族のおうちに、残るのです!!!
いーーーやぁーーーーー!
もうーなんか日ペンのみこちゃんとかやるわーわたし、やるわー、って思ったわー。気をつけよう・・・ご祝儀だってきっとそうなってるわー、ほんと気をつけるわー。
え、今そんなスキャンなのね!
私、袋と記帳を照らし合わせて、
あとでリスト作るものだと思ってた!
今はそういう時代なのね…そうなのね…。
4年前に義父が亡くなった時は、スキャンではなかったですね・・・技術革新はスピーディー!
「お父さんのときってどうだったっけ・・・」などと過去の葬祭録を見返されるとき、「やだ、この人、下手くそな字!」などと言われるのではないかと、言われるのではないかと、言われるのではないかと!!!! と戦慄しましたので日ペンの美子ちゃんを・・・わたくし、この年齢で・・・