今更ですが、キレイになりたい

おや、マダム、お着替えの最中でしたか。
外回りの途中、マダム・ヨドバシはヨドの国で必要なものをいろいろと買い込み、大江戸線で帰るその道すがら、京王モールのどうってことなさそうな下着屋さんに足を踏み入れて、気さく且つ信頼のおけそうな力強いお姉さんに試着室にひきずりこまれ（都会派の大塩さんをイメージしてください）、「あなたっ、ちゃんと真剣に下着買ったほうがいいわよ！」とつけてたものを剥ぐようにしてとられ、変わりにアルファベット●番目のカップの下着をつけてみたものの「あらっ、これじゃないわね。こっちかしら」ともうひとつカップをアップ、「あら、これもキレイじゃないわね」ともうひとつアップ、「あんた、これよ、これ！　これにしときなさい」とつけた自分を鏡で見て鼻血マイセルフ・・・。こんなに大きく見せてもいいのですか、いいのでしょうか！　ぎゃー！　思わず４セット買ってしまいました。わぁ。ぎゃぁ。
むーん、着物もいいけど、もう少し洋服を着る機会を増やそうかな。ビリーさんはすごいよ、繊維業界のてこ入れにまで活躍しているわけですから。今更ですが、キレイになりたい、と最近思う私です。あべちゃんも近くに帰ってきたことだしな！
「ちゃんとメイクすれば美人になるもん」「ちゃんと洋服着れば綺麗になるもん」ってのはその落差が楽しいっちゃ楽しいんだけど、でも人との出会いは一期一会だと思えば、いつもなるたけきちんとしてるほうが、人生で出会う人（多くのすれちがう人含む）によい印象を与えるということは間違いないというのに。どうしてここまで手抜きしてきちゃったかなー。反省。
仕事の最中にいつも汚い格好でランチを食べにいくレストランに、今日はマダム・ヨドバシ仕様でいったら明らかに対応が違ったんですよ・・くすん・・つまりはそういうことなのかもしれません。
試着しながら、Ｉカップの相澤仁美さんの胸囲は、わたくしのサイズのはるかかなたに存在するのかと改めて思い至りました。Ａ・Ｂ・Ｃ・Ｄ・Ｅ・Ｆ・Ｇ・Ｈ・Ｉって、あぁた９番目ですよ！　相澤さんはサービス精神も旺盛だから偉大です。苦労したんじゃろうかねぇ。
しかし女のワタクシは日本に生まれてよかったと心底思いますよ。
おフランス製の下着って本当に繊細で美しいんだけど、耐久性があまりなく、お値段を考えるとかなり贅沢な買い物になっちゃうかも。その点日本製のものは、大量生産品でもしっかりと縫製されており、モチが違う。その上カタチが綺麗、合理的な立体裁断。すばらしい。
生理用品も日本のものが一番じゃと思う。日本と同じブランド名のものを香港のドラッグストアで買ったことがありますが、ちょこっとだけゴワゴワとしてた。地域にあわせるとこうなるのかしら。アメリカのは最低だった。まるでただの紙のようだった。「不愉快なときは不愉快に過ごすしかないでしょー」というお国柄と、「不愉快なときだかこそ、少しでも快適に気持ちよく過ごしましょう」というお国柄。
本当にね、日本に暮らす女性は幸せだと思うわ。
さらに、ああいう手洗いマストなお高い下着をもつ人は、サンヨーのアクアとか買うといいかもね。上布を自宅で洗いたがってるくにえさんがすごく欲しがっていたやつ。こういう洗濯機を作ろうと思うのも日本人だけじゃないかと思うわー。