普段手を入れない食器棚を覗いてみたらいただきもののバカラのグラスが見つかり、いやっほぅ、これでウィスキーの水割り作って飲めということなのねとカラカラと水割り作って飲んでみた。
「『清水の舞台から飛び降りるつもりで買ったのー』といったものから先に使っていけ、箪笥の奥に入れておくな、使え使え買ったその日から使え、擦り切れるまで使うべし!」とモノの本に書いてありますでしょー? 我が家ではさらに「高いカバンこそ毎日使え」と一行追加しています。「元をとれ」、「コスパを考えろ」(YOI第11話のオタベックの声で)と小文字で書き添えてもいます。せっかく買ったのに、棚の奥で眠らせておくには勿体ないってことなんだよね、と思って昨夜使ってみたんですが。
大容量! 手に余る!!
220ml が軽々と入るロックグラスなので、180mlで飲むのがちょうどいいんでしょうな。180mlって一合じゃないすか、一合飲めと!?
でかい! 手に余る
掌に全然フィットしない大きさ! 片手でカランと音を立てながら、にやにやしながら世界の猫ちゃんおもしろ動画集をだらだらと見る・・・なんていうことは夢のまた夢な外周のサイズ! 美しいカッティングなんですけれども、いかんせんグラスとしては大きい。
重い! 手に余る!!
測ってみたら450gもある。450gって安心軽量素材のゲラルディーニの二泊三日旅もオッケーなバッグと同じ重さではないですか。
本気で使えば軽い鈍器にもなりかねない本体の重量は手応えもあってちょうどいいといえばいいんですが、氷がカチカチ鳴る音も涼しげでいまの季節にぴったりではありますが、バカラのグラスというものは手の大きな外国人男性に向けて作られた器なんだなぁとしみじみ思い至りましたよ。
あと、単純に、ウィスキーの水割りは太る、本当に太る、水割りはあかん、自分の家で寝る前に飲んじゃダメだ。飲むなら別の種類のものにしないと。
そしてバカラ先生、また食器棚の奥に戻って行かれましたよ。器選びって難しいわよねぇー。
サイズからいくとこちらの江戸切子か・・。でもこれ、とっても美しいものなのに、美しすぎてお酒の色がわからないのよねぇー。
この薩摩切子がほしいんですけど、はちまんえんするって書いてあるんですよねー。はちまんえん。いま持ってる株の細々配当金を積み重ねて買おうかしら・・・そんなことしてたら、あたい、おばあちゃんになっちゃう!!!
器選びってほんと難しいわねぇ。
ゲラルディーニのこのバッグ、いま5万円もするのか―…と、そこじゃないところに反応しちゃいました(*^^)v
いま中通りのショップで正規料金で買って70,000円ざんしょ? あなたっ、薩摩切子はそれよりも高いってことよ! いいお値段だなー薩摩切子・・・。
高いバッグの話、わかります!膝をばんばん打つレベルで納得しています。今のうちにエルメスでもなんでも重いの使っておきます。
そうですよ!「まぁっ!あなたにはまだ早くってよ」と眉を顰められているうちにあっという間にちょうどいい年代になって、ちょうどいいこなれ具合になるんざますよ。よいものから惜しまずに!