私は、質素で簡素で質実剛健なものが好きなので、あまり生活雑貨は買わないんだけど、今日はなんだかいろいろ買っちゃったよ。
自由が丘・布遊感さんにてこの染付けの小鉢を買いました。なんともいえない深みのある藍色で、涼という名の花が咲いているような器。クールビューティー！ 飾っておくだけでもいい。奥の深い鉢ものよりも、手前の浅い鉢のほうが、華やかにゆったりと花が咲いているような印象を受けました。私が買ったのはこれより一回り小さいサイズ。お好きな方は是非！
「ポピュリッチ」「ライフスタイル」という単語についてその後２時間ほど会話しながらお食事。ポピュリッチというのは「新富裕層」とでもいうもので、言葉の内容についてはヤフーの新語辞典を読んでください。
多分に私の解釈が入っておりますが、おそらくそういう方たちは、わかりやすい形でお金を使いたがる方たちでもあると思うのです。車はわかりやすく、欧州の高級車、住まいはわかりやすく、高層の高級なレジデンスと呼ばれるようなところに、家具はわかりやすく、居心地のよさよりも持っていることを優先事項にしたいデザイナーズ系のへんてこりんな造形の家具とか。
そういう方たちは、「あ、あの人、お金持ってるんだ」と思わせる持ち物を持っていることが多いですね。匂わさなくてもいいものを匂わせるというか。
街を歩く人を眺めると、ゴージャスな人やリッチな人（あるいはそう見せかけている人）はたくさんいるけれど、エレガントな人がたいそう少なくなったような気がします。リッチという段階から、なぜエレガントをすっ飛ばしてゴージャスに行ったのか。ラグジュアリとも違う「ゴージャス」、それが今の好景気（ほんとか？）が生み出したライフスタイルというものなのかもしれません。