んー、そんなに儲けても・・・

金融危機の当事者だけど儲けた人
ファニー・メイCEOダニエル・マッド氏。2004年以来の就任以来、受け取った報酬額は現金で1,240万ドル(約13億1,214万円)。米政府による支援が決まった後で、マッド氏が退職金として受け取る予定額は930万ドル(約9億8,456万円)。
うーん、全然腑に落ちないお話・・・。
らくだのひとりごと:席を譲らなかった若者
 「お年寄りを大切にしよう」なんていうのは昭和のキレイごとなのか。きのうは社会と自分の意識の変化に気づかされる小さな事件があった。
 電車の座席はほぼ埋まり、車内には立っている人がちらほらいる程度。私の向かい側座席の前には男性1人、女性2人のハイキング帰りらしい高齢者が立っていた。私に背中を向けているから時たま見える横顔で判断するしかないが、60代半ばぐらいか。彼らの目の前の座席には若者2人と50代ぐらいの女性1人が座っている。若者は2人とも茶髪、1人はサングラスをしていた。
 この人たちに気づいたのは、この高齢者組の男性が「最近の若い者は年寄りを立たせても平気なんだから」「ちょっと前は罪悪感からか寝たふりをしたもんだが、最近じゃ寝たフリもしないからふてぶてしい」などと、かなり大きな声で話しているのが耳に入ってきたからだ。どうも自分の前にいる若者に席を譲らせて女性2人を座らせたかったらしい。
 ここまで嫌味っぽく言われると、まったく関係ない第三者の私だってちょっと気分が悪い。すっかり眠気が覚めてしまった。反対側にいる私が席を譲れば、もう1人ぐらい誰か立ってくれるだろうと思って腰を浮かせかかった瞬間、サングラスの若者が口を開いた。
 「あんたたちさぁ、山は歩けるのに電車では立てないの? それっておかしくない? 遊んできたんだろ? こっちはこれから仕事に行くところなんだよ。だいたいさぁ、俺みたいなヤツが土曜日も働いてあんたたちの年金を作ってやってるんだって分かってる? 俺があんたみたいなジジイになったら年金なんてもらえなくて、優雅に山登りなんてやっていられないんだよ。とにかく座りたかったらシルバーシートに行けよ」

これ、年金の一言、効いただろうなー。
リンク先の全文もぜひあわせてお読みください。
あまり関係ないんだけど、私の似たような話。
大江戸線の麻布十番駅の六本木側のホームに3人掛けのベンチが二つあります。一人分のスペースは横幅は60センチくらい、大人が座って鞄を脇に置くとちょうどいい按配で、それぞれが低いバーで区切ってあります。
この前、ここに座って本を読みながら電車を待っていたら、「東京街歩き会(仮名)」とかいう腕章をつけたおばさんたちがわらわらとやってきた。「吉永さーん、吉永さん! 席が空いてるわよー」「あらっ、ほんとだ! 座っちゃおっか」と、その中の一人のおばさんが私の座っているスペースにお尻をぐいっと押し込んできた。おばさん密着状態に一瞬思考が止まる。
 空いてるって、わずか15センチくらいじゃないですかーっ!!!
 それを空いてるというのですかーっ!!!
そんなおばさんと一緒にいたくもないので私が渋々と席を立つと、「あら、悪いわね!」と、ちぃーとも悪く思ってないご様子でおっしゃる。「正直、平日昼間にウォーキングの会なんかに参加する元気があるなら、なにもあの小さなスペースにお尻をぐいぐい入れてまで座らなくてもいいんじゃない? むしろ(以下自粛)」と、ここではとても書けないような罵詈雑言をココロの中で吐きつつ振り返ったら、おばさんたちは3人掛けに先に座っていた別の人をも追い出して、5人でそのベンチに座っていた。唖然!
きれいな人が一人もいなかった。生き様って顔に出る、年をとればとるほど顔に出る。なるほどね、と思った。
ちなみに上の席を譲る話ですが、私は通常は席を譲る派です。ほとんどの人がきもちのよいお礼をいってくれるし、丁寧な方はわざわざ降りるときに声をかけてくださったりもします。それが普通だと思ってますが、そうじゃない場面もあるし、もっと肝に銘じておきたいのは、自分より年長の人がすべて善良で尊敬に値すべき人ばかりってことでもないってこと。そう頭に入れて行動してれば別に腹も立たないわよね。まーでも山歩きしてきたような人が座りたかったら、時間をずらす、グリーン車に乗る、高速バスなどの必ず座れる交通期間を使う・・・といった知恵を使っていただきたいものです。

2 COMMENTS

カヲル

こちらに余裕がないと席は譲れないよね。。
あとぶつかったりして、謝らないのは
経験上、若者よりも圧倒的にお年寄りだよな。。

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スガ

>あとぶつかったりして、謝らないのは
>経験上、若者よりも圧倒的にお年寄りだよな。。
あー、確かにそうかも。痰をかーっとやるのも私たちの世代よりいくつか上の世代のおっさんたちが圧倒的におおいと思います。

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