誠実なる中華料理屋

昨夜の話。
カフェロリータの入ってる建物の２階の中華料理屋さんに昨日、ふらっといってみた。さっと食べて、さっと帰るコースだったのだけど、その短い時間にいろいろな出来事が。
汁そばだけ食べるつもりだったのだけど、メニューがあまりにも安かったので、揚げ春巻きを頼んでみた。厨房とフロアのお嬢さんの行き違いがあり、中国語で激しいやりとりがあった後出てきた揚げ春巻きは、うっ、１本150円とは思えないお味。じゃぁ何円だったらちょうどいいのかと問われてもうまくお答えできませんが、本当に150円とは思えないお味。富麗●だったらいくらかな、と正直考えたりもした。
あんまりおいしかったので、海老シュウマイも頼んでみた。これも１個125円とは思えないお味。富●華だったら…、いや、比べるのはよそう。むーん。十番の中華料理屋さんっておしなべて高いお店か、お値段は手ごろだけどあんまりそのもにょもにょなお店しかないかと思っていたら、こういうちょうどいいバランスのお店もあったのね。
メインの汁そばは、生椎茸の滋味があふれてて、しみじみとうまい。うまい！　今まで私の目は節穴だったのか、と反省しているところに、お店の人が「デザートのサービスです」と桑の実のゼリーが出てきた。焼肉屋さんで出るところの抹茶アイスクリームの立ち位置かもしれませんが、これがまた清涼感があって、甘みがあって、爽やかで、よくわかりませんが、食材をきちんと選んでいらっしゃる印象を受けました。なにしろ店員さんがいちいち丁寧でありがたい。コースのお値段もお手ごろだったので、今度はゆっくり行ってみよう。
ほんで今日はパシフィックカレンツのランチタイムにいってみた。冷製カッペリーニの大盛りという、こじゃれてるんだかそうじゃないんだかわからない食欲に忠実なオーダー。うぅ。ランチタイムなのにきちんと作ってるなー。ここのランチタイムのコストパフォーマンスの良さはいったいどういうこと！！　食べ物好きにとってはすばらしい街だわー。