白いシャツが似合う男はなんて格好いいんだろう

インファナル・アフェアアンディ・ラウとトニー・レオンの「インファナル・アフェア」を見た。香港を舞台にした90分弱の張り詰めた映画。こういう緊張感があるけれど、お金がかけられすぎてない映画って魅力がありますな。現在公開中の「ディパーテッド」の原作。日本公開は2003年10月11日の作品なので、いまさら感があるかもしれませんが、その当時はまったくちぃとも興味がなかったので致し方ありません。
映画の話をするにあたって信頼できるナガ・クルーニー・ポンティに、恐る恐る「アンディ・ラウってカコいいんだね、あたい好きになっちまったよ」と告白したところ、「あの人は格好いい男だよ!」と後押し(?)してくれました。よし。
衿がきちっと立った白いシャツが似合う男って、やっぱり格好いいなー。悪者と善人の間を揺れる演技を、きちっとした装いが引き立てているように感じました。トニー・レオンはウッチャン・ナンチャンのウッチャンというより、田臥勇太に似ているね、あの濡れそぼったようなぴったりと張り付いた髪質とか髭とかが。
グッドナイト&グッドラック 通常版あ、スーツ姿の色男たち列伝というものだとこっちの映画→もオススメですがね。スーツ生地の織り目のひとつひとつが見えそうな美しい映像です。世界中で消費できることを前提に展開されている今のアメリカのファッションは全然ちぃとも好きじゃありません。この時代の、シャツにジャケット、サスペンダーで働く男たちの装いのが好きじゃね。
私にとって京都とか大阪のノリで遊びにいける唯一の外国の街・香港ですが、また行ってみたくなりました。

2 COMMENTS

MI子

「Good night~」はマスコミにかかわる
すべての人間は観るべき映画だと思います。
あれと「破線のマリス」を観て、
「だってしょうがないだろ」と思うとしたら、
マスコミ人として心が死んでるのではないかと。

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スガ

この映画は時代背景を知っているとなお理解が深くていいですよね。ジョージ・クルーニーを見直した作品でもあります。

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