デザインに関するおもしろトークショー

TDC 20周年記念対談として、銀座アップルストアにて、祖父江慎さん・松本弦人さん・大日本タイポ組合の鼎談トークショー(司会・伊藤ガビンさん)が行われました。正直、私がいって楽しいものかどうかはわからなくカサイさんらに誘われて足を運んでみましたが、行ってよかったと心底思える充実したものでした。誘ってくれてありがとう! 祖父江さんのトークを、ああいう形で少ない人数で楽しめるなんて、有る意味毎年クリスマスに新橋第一ホテルで行われる美輪明宏ディナーショーを独り占めするかのごとくの充実っぷり。
祖父江さんは、「坊ちゃん文字組一〇一年」をたっぷりと解説してくださったのですが、それは日本の出版史そのものでもあり、とても興味深いものでした。祖父江さんはあんなに仕事してるのに、なおかつあんなに知識がびっしり詰まった引き出しがあるのかと思うと・・・。素晴らしい人です。
アップルのサイトでこっそりと告知されていたようですが、大変面白いトークショーでした。文字組や紙ものデザインにそんなに明るくない私でも充分に楽しめる内容でした。
http://tdc.bccks.jp/
トークショー終了後、友人らと祖父江さんにサインをお願いしました。私は、ちくま文庫のトーベ・ヤンソン短篇集を。これも祖父江さんのカバーデザインなんです。そしてそのサインがこちら。

トーベ・ヤンソン短篇集ムフン、祖父江ムーミン。
その後女子部を銀座一丁目の天津飯店に連れて行き晩ゴハン。「今日は、汚いけどなんでもうまい中華料理屋につれていくよ」と言って連れて行ったのですが、本当にそういうことに。うまい汚いそしてうまいそして汚いでもうまいほんとうにうまいデザートまでうまい。


本日のウカ・ディゾン
「チャームポイントは赤くてじょうねつてきなベロよ」

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