鞄病のうぅぅたぁー(野球狂の詩のメロディで)


改装した東京都美術館のこけら落としともいえる「マウリッツハイス美術館展」に行く途中、前を歩く控えめなグレーのスーツを着た女性が持っていたバッグが、鞄病のあたいの目を捉えましての、おぅ、あのハンドルの付け根にきらりと光るクリスタルは、モラビトさんですねー、奥様っ、そのロイヤルブルーのハンドバッグ、超お似合いでいらっしゃるーるーるー、と心の中から声をかけました。マダムのロイヤルブルーのバッグはこちら。ロイヤルブルーってなかなか難しい色ですわよね。
http://www.morabito-online.jp/?pid=31217598

ねずみ色のセリーヌのインカ帝国バッグを持った、(丸ノ内線新宿駅の)階段をよいしょよいしょと登るお尻の綺麗なお嬢さん、ちょいともしもし~、あなた素敵でござるよ! このねずみ色というかもぐら色というか象色って、2010年代のカラーとして記憶されるのかちら、どうかちら。
セリーヌのインカ帝国バッグは、よっぽどおしゃれな人じゃないと似合わないのかな、と思ってましたけど、この階段を登ってるお姉さんは極めてまっとうなOLさん風味な方でした。そうか、アリなんだ、あれもアリなんだね。

JUMP FROM PAPERという翔び出せ!マンガバッグというコンセプトの鞄屋さんがございます。写真で見る限り、本当にマンガっぽい!!! 大変頓知のきいたコンセプトでございますが、
http://jumpfrompaper.com/
あたしゃ、イタリアのVALEXTRAも相当マンガっぽいコンセプトだと思うのよ。

これはカードケース、この輪郭がマンガっぽい。

うっかり全財産持ち運べそうな長財布、この輪郭が、やはりマンガっぽい。
伊勢丹メンズ館でバレクストラの前を通りかかるたびに店員さんを冷やかしてごめんなさいごめんなさい。色展開が美しすぎるのと、革製品として思いきりの良い風合いをしているので、ご興味ある方はぜひ。男子はここらへんのを持つとかっこいいのではないかと思う~。
http://www.valextra.jp/eshop/products/detail.php?product_id=242
ちなみに日本人で最初にルイ・ヴィトンの顧客名簿に名前が乗ったのは後藤象二郎さんだそうだ。このハイカラっ子め☆

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください