古物はコメ兵で売ればいいじゃない／松居一代の超整理・収納術

松居一代の超整理・収納術 松居一代の超整理・収納術の他のレビューをみる» 松居 一代 主婦と生活社 ￥ 1,260 (2005-10)

女優の松居一代さんがリート一本で一日●億動かしてるという話を聞いて、「松居一代って恐妻のお掃除キャラの人だったのではなかったっけ？」と思っていたところ、断捨離に目覚めた姉から「松居一代のお掃除本がすごい！」と勝手に送りつけられて、読んだところ「モノを捨てる期間の目安」がなんとなく理解でき、それに従い書類など洋服など、いろいろと片付けてるところ。人生が片付くときめきの魔法（←間違い）も読んでみたいんだけど、松居一代の「強欲なまでの運気への執念」に突き動かされているところです。ちょっとよいお話を。

・結婚したばかりの頃、船越英一郎が捨てられない人だった。ロケに行ってる間にがさっと廃棄、戻ってきて「やり過ぎだよ！ひどいよ！」と激怒するが、一代は「私が責任取るって言ってるじゃない、これで新しいの揃えなさい！」とタシーンと１００万手渡した。そして新しいワードローブでおしゃれ船越さんの出来上がり。男前ー。

・下着は買って２年で総入れ替え。旅先で捨ててくる。

・クレジットカードや支払い系の明細は過去７年分までを保管。あとは捨てちゃう。

・年賀状は住所録を更新したら、３月までにその年の分を捨てる。（そうか捨てちゃうのか）（えー、捨てちゃうの？）（捨てちゃうのかー）

・いただきものの食器がガチャガチャと引出しに入ってるのはテンション下がる。全部廃棄！　そして好きな器に囲まれて暮らす。これがなんと心地よいことかと！
旦那さん、この『一代教』に一緒にハマっちゃったのならばよいけれど、そこにハマるまで数々の葛藤があったことでしょう。しかしこれを読んで思うに「捨てる技術」「断捨離」「人生が・・・」などなど、日本人の家ってものが一杯なのよねぇ。やましたひでこさんとマガジンハウスの功績は、「断捨離」という名前を発掘したことよね。

あわせて、読みましょう。
『世界各国の中流家庭の暮らしを比較した写真がすごい！』

http://matome.naver.jp/odai/2131657003322749001
で、数週間かけていろいろ捨てている最中ですが、デスクまわりがかなりすっきりしてきました。着ないものや見るだけでテンション下がるものはゴミ袋へ、未使用・きれいなものは某NPO団体へ、ハイブランドというわけではないが、値がつきそうなものはTUMIのスーツケースに入れてゴロゴロ引きずって新宿のコメ兵まで（道が空いてるとタクシーで1000円で行けるの）。

コメ兵には、土日であわせて30点ほど出しました、売上は23,500円、速攻で貯金専用口座へ。ハイブランドじゃない限り、店頭の売値の5%ほどでしか買取しないんじゃないかなー。5000円で売る予定の洋服なら250円とか。なにかの手違いで入手したプラダのギャルギャルしいバッグ、「まだ綺麗だよねー」と思ってたけど、査定室の蛍光灯の下で見てたら結構くたびれていて、100円でした。あはは、100円。「まぁいいですよ、もう使わないし」と空になったスーツケースで帰って来る時の爽快感ときたら！！！！　　場所ふさぎの死蔵品が金になるのはありがたい、うっかり23,000円を使うのは簡単だけど、何かを売って手にするのは大変だと改めてわかる。

買取センターの待合室で大量に持ち込んできたものの、その荷物を全部担いで帰る姿を女性を何人か見ました。うん、半値八掛け二割引って言うじゃない、期待したほど値はつかないものなんだよなー、この仕打に慣れるまで何回か通う必要があるけど、気にしないで、気を落とさないで！！

中国嫁日記の「独身男性はなぜか下着が多い」の四コマを読んで、あわてて洗面所のタオルが入ってるカゴをひっくり返してみたらこのカゴの中も地層になってた。全部ウェスですよ、ウェス！　温泉でもらうぺらっぺらのタオルだけ残して（これがお気に入り）、全部ウェスよ、窓ふきに使うわ！
http://blog.livedoor.jp/keumaya-china/archives/51559374.html