のっけから平常運転松の内


「四角い世の中を丸くしたい」
仕事してると、机の前にあるPCが入っていた箱を踏み台にしてウカ様がにょそりと飛びのってきて、木製の机の上をツルルーとすべって、その後、私の腕をがぶっと噛み、ペッとなにかを吐き出し、またどこかに行く。痛い、痛いですぅ。そんな凶暴性を持ちながらも、ノートPCの上で暖をとり「あたい、あんた(のノートパソコン)がないと生きていけないのよ、って言ってやってもいいのよ」という態度をとりやがるのです。かわいい、かわいいですぅ。
となり町までようやく正月の花を買いに行く。うちの近所はナウでヤングな花屋さんがないのです。3000円くらいでちょうどよい量のお花が買える花屋がないのです。ですんでね、お花買うときは20分の散歩を伴うわけで、「よいしょっ」というイベントになるのです。
花を買う前に「もうこれって世界恐慌だよね☆ 超やばいんですけどー!」という内容のご本をゆっくり読もうと、花屋の近くのコーヒー屋さんへ。お店の入り口まで人が並んでいて大混雑。そんな光景の中、店員さんが懇切丁寧に「今は、満席で席があく時間をお知らせできる状況にはないので、お待ちいただくかたちになるのですが、よろしかったでしょうか?」と冷静に耳にすると尊敬してるんだかなんだかホニャララな用語で説明してる。いろいろな人の反応を耳で聞いていたけれど、「あ、じゃぁまた来ます」とさくっと言わない・言えない人の多いこと、多いこと。行動の滑舌が悪いというか、なんというか。その判断力の遅さ、商業ビルで火事にあったらあんたら逃げ遅れるでぇ! 
花屋さんではグリーンと白い小花の花束をつくってもらた。凛々しく爽やかな好みの色使いなんだけど、季節を先取りしすぎた。もうちょっと赤とかピンクを添えればよかった。
夜は有楽町線にのってさくっと母親に頼まれたお買い物。あぁなんだかするりと平常運転になっちゃって、今年も全然有閑マダムになれそうもなくって、えぇーん。
今日届いた本、荒川弘の「百姓貴族」。読んでた本は↓ 。気がつくと、ここんとこお正月はこの人の本を読んでるわね~。もともと「超インフレがくる、超インフレが! くるってばくるんだよ!」という方向性の方でしたけれど、これを読むと、世界の手詰まり感が半端なく感じるっす。

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