大陸の客少なくてよし選挙日や／台湾３泊４日ツアーの巻

悲情城市、千と千尋の神隠しで有名な九份へ☆
 
行きの成田便から。長野県伊那市～飯田市の河岸段丘、多分。

 高雄へ行く新幹線の中から。南のほうはすっごい農業地帯なのねー。

九份でみかけた警備会社の人たち。行く先々でおやつ買ったりご飯買ったり。
頼もしくも和むシルエット。

 「クールジャパン　こんなところに　萌え要素」
このワンちゃんが死んじゃったのかと思ったよ！びっくりだよ！！！
木曜の夕方からおともだちと台湾行ってきたよー。木曜・日曜は飛行機の日、金曜・土曜はみっちり観光という日程。
 
【成田空港の話】
成田は、ガラガラでびっくり。日本国首都への空からの玄関口がもし成田しかなかったとして、あの閑散っぷりだとしたら、国として終わってるレベルだと思う。それくらい閑散としていたように感じました。成田スカイアクセス線ができて、京成上野から成田空港まで近くなったんですのよ。使おう、成田空港！
【高雄行きの話】
軽度の鉄道好きとしては、台湾高速鉄道にのらないわけにはいかないでしょー、というわけで、金曜は高雄まで。
 台湾高速鉄道は日本語サイトも用意してあって、オンラインでチケットが予約できるけど、普通に駅の券売機でも買えます。現地銀行のクレジットカードとデビット・カードでしか買えない端末とカード＆現金で払える端末がありますので、購入する人の行列に並ぶときはご注意を。もちろん窓口でも買えるし、言葉の問題は筆談ですべてクリアできるので、漢字文化の偉大さを各所でいちいち感じることができます。
台湾高速鉄道は台北と高雄左営間345kmを結ぶ新幹線。台湾ドル2.66円の今回の為替レートで、往復日本円にして7,500円前後。安い・・。。東京・名古屋間が366kmで片道10,400円ってことを考えると、あれれ、やっぱり日本ってインフラ系の物価ってそんなに安くないのかちら？
高雄は、南国の町でした。町の中心部から見下ろしてみても、高いビルはそれほど多くなく、まだまだのんびりしている印象。それにくらべると、地下鉄・高速鉄道などの駅舎は大変明るくモダンな設計で美しい。当日は軽く汗ばむ陽気でしたが、現地の男性は、上は薄手のダウンジャケット、下は半ズボンにビーチサンダルという出で立ちの方が多く、『一応、着るんだ！　これでも寒いって感じるんだ』と感心しました。
 

八十何階かのビル。中にあるホテルのラウンジの窓際の席でがくがくしながらお茶をする。
そんなら高いところ登らなければいいのにねー、ねー。
 
【故宮博物院の話】
 土曜は朝から故宮博物館へ。
大統領選挙開催にあたり、中国からの渡航制限があったらしく（親中派のビジネスマンたちを台湾へ優先的に帰国させるらしい）、館内は結構空いてました（という話をゑり華のシャチョさんに話したら、午後いけばたいがい空いてますよーとのこと、えっ、そうなんっ！？）。
今回は時間をかけてじっくり見学しましたが、体はぐったり。こんな宝物が何年もの時を経てこの場所に陳列されていること自体が放つオーラ、作った人たちの負の色が濃いエネルギーなどをどっさり体に受け止めてしまって、なにか背中が急に重くなったような。ぐったり！
【九份へ】
 公共交通機関で行くと大変面倒そうな土地『九份』へは現地旅行会社のオプショナルツアーで。バス移動らくちんちーん☆　映画「悲情城市」のロケ地や「千と千尋の神隠し」で有名な九份。
暖かい海を見下ろす山の上の小さな街。急な坂の両端には赤い提灯が灯され、何軒ものお土産屋さん・食べ物屋さんが立ち並ぶ。街のあちこちには、野良猫や鎖につながれていない犬がわんさかと。和む、とにかく和みます。帰ったら「悲情城市」をちゃんと見ようと思いましたよ。
その後、松山夜市に移動し、その近くの洋服問屋街を歩いてみる。すごい物量の洋服が！　若いお嬢さんなら一度は行っておくとよいです。２時間くらい練り歩きたかったわー。
まぁそんな感じのベッタベタの観光台湾旅行をしてきましたね、えぇ、免税店で長年探し求めていたタイプのバッグにうっかり出会って、これでしばらくの間、鞄病に罹患せずに済むわい、げっしっし、などと購入したりと楽しい旅でしたのよ。にょほほほ。到着した夜、朝３時に起きて泣きながら仕事してたのは内緒だよ☆　自営業は辛いね！