桔梗咲く白真珠の喪主清げなり

お通夜にいってきた。戻ってきて喪服のままで新宿で諸々買い物を。
着物や喪服のときにだけつける ω の時計。震災前に着物きたときに使ったきりで、ひさしぶりに使ってみたら、時計が止まっていた。こりゃいかんいかんと立ち寄った伊勢丹の時計修理工房に立ち寄ると、「電池が切れて、液漏れしてますねー、修理代は27000円になります」とのこと。あんぎゃー!!この金額の高さは伊勢丹価格に違いないわ、伊勢丹ブランドの仕業よ、そうよそうよそうに決まったわと、ヨドバシカメラの時計修理部へ。「あー、残念ですけど、こういう分解修理は伊勢丹さんと料金は一緒ですー」。そうなんだ、ぐぬぬぬ、と唇かみしめ修理に出しました。ぐぬぬぬぬ。
普段はBABY-Gつこうてます。この時計は大好き。なにかいろいろボタンがあって、外国の時間に合わせられるとか、毎時0分になると音がなったりと多機能時計だときいているのですが、そのポテンシャルの1/10も使ってない感じがします。でもいいのです、時間がわかれば。
今朝は、SEIKO STANDARD の置き時計が電池切れしていたのでした。電池を入れて、リセットボタンを押して、新しく電波を拾い始めているのですが、私の生活の常に30分先をいってやがる。明日の朝には戻っていてほしい。今日はそんな時計受難の日でもありました。
「ダイヤが光りすぎちゃって何時かわかんない!!」って時計もなんだかその存在がすごいわよね。そこにいるだけで自分ミラーボールというかなんというか。

この喪服はどのタイミングで買ったんだっけなー、この数珠はおばあちゃんが亡くなった1999年の2月に伊勢丹で買ったんだけど、このとき、喪服も一緒に買ったんだっけ? おばあちゃんのお葬式は姉からおさがりでもらった喪服で出た気がする。肩パッドががっちり入ってた喪服だった。あのとき、神戸に用事があって、東京、神戸、名古屋、長野、東京、そしてまた長野に移動したのよね。2月の終わりだった、告別式が寒かった、いとこが弔辞を務めたのよね、子どもっぽい内容だったってお母さんが後からブツブツ言ってたなー・・・なんてことを、お通夜の最中、思い出していた。

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