どうしてもそう言わせたく冬安居/「井浦新 アジアハイウェイを行く」

甘えてるんやないんやで。私の腕を寝ながらパンチしてるんやで。 #cat

@ukaukatterが投稿した写真 –

土曜日に俳優の井浦新がアジアハイウェイをたどり、現地の人々の今を伝えるという番組をやっていたので、ちらっと見てた、秋田産の椎茸を買いに行かなかった自分を呪いながら。

http://www.nhk.or.jp/arataahw/archive/index2.html
俳優・井浦新が、激動のアジアを行く現代史紀行ドキュメンタリー。第5集は、経済共同体の発足を目前に控えたASEANのタイとベトナム。バンコクでは、豊かさを求めて地方からやってきた出稼ぎ労働者に密着。地方の村では、貧しい暮らしの中で微笑みを何よりも大切にする人たちに出会う。・・・・

高度経済成長を遂げたバンコクの人々はいま、「疲れた疲れた」とばかり言っている。社会人歴40年になるおじさんたちも「疲れた疲れた」と言っている。しかし農村に行くと、都心部の半分の収入で暮らす人たちが「今が幸せ」「足るを知ることを僕たちは知っている」とみんなが言う。うん、そうだね、自給自足に近い、みんながシェアしあって生きるのって本当にいいよね、ってのはわかるんだけど、どうもこう、「経済発展よくない! 疲れた疲れたなんて言ってるのはタイのホントの姿じゃない! 人間の本来生きてる姿じゃない!」という番組の方針がギラギラギラギラ伝わってきて鬱陶しい。たまにこの放送局は「どうしても、これが言いたいっ!」という姿勢がチラチラ見えて、いやいやいや、あなた方、もっとさっぱりとしたテイストで番組作れますやん、井浦新も番組の使命にあわせてがんばってますけど、もっと「水曜どうでしょうアメリカ横断編」みたいな愉快な旅かと思って仕事受けたのかもしれないよーと思うのよ。「この国の人はこうあるべき」っていう姿勢が気に入らないねー、あたしゃ。


同じアジアの番組だとコウケンテツさんの「コウケンテツが行く アジア旅ごはん」は放送にかち合ったら必ず見る。「うわーうまそうー」「しかしコウさん、お腹頑丈だにゃー」と感心しながら。ぐぉぉぉー、番組公式サイトは超あっさりホームページでレシピとかまったく書いてない! レシピ集だそうよ・・・出してよ・・・あのスパイス満点の料理を自分でも作ってみたい・・・。

コウケンテツのおやつめし


井浦新だとこの映画がすごくよい。北朝鮮に渡った青年の話。私のちょっと上の世代の人たちで、こういうことを選んだ日本人がいるんだと愕然とする。おすすめ。
かぞくのくに [DVD]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください