無断転載ごめんなさい！

お世話になってる会社の方が書かれた文章です。無断転載になりますが、とても共感を覚えましたので、みなさんにもちょっとおすそ分けさせてください。※社長、多分、たまに読んでくださっていると思いますが、事後承諾ですみません。問題がありましたら削除しますのでお知らせください。
昨今、事件が多すぎると思いませんか？　年末から耐震偽装、ライブドア事件、ＢＳＥ、皇室典範、オリンピック・・・。ニュース見なければのどけからましだがニュース好きなので気になる。ライブドアのことだけど「世の中お金で買えないものはない。」なんて主張する人をもてはやすのは変だと思っていた。彼を支持した総理大臣とか経団連の会長とかは「そーなんだよ。やっぱり人生は金なんだよ。」って公言しているに等しいではないか。とプンプン怒りながらも日々は過ぎていく。私が子供のころは「日本は人口が多いのに国土が狭くて資源も無くてつつましく努力しないと生きて行けない国なんだ」と、まあ、すごく大ざっぱに言えばそんなふうに教えられて育ってきたのだ。それで今、その考え方は全然間違っていなくて、要するに地球規模で「慎ましく」生きなきゃいけない時代になってしまったと思う。慎ましくっていったってただかだ５０年前のスタンダードなのだ。数千億円の資産なんて持っていたら、どんどん世の中の役に立つように使わなくちゃ人間は「金冷え」しちゃうのだ。
引用終わり。
以前は「お金持ち」「資産家」と呼ばれる人たちがどんな暮らしをしていようが、そんなことは全然知る由もなく、ついでに知る必要もなかった。それはそれで「世界が違う人」という線引きをごく自然にしていたと思う。
最近は一体どうしちゃったのか、そんなことまで情報が氾濫したためか、『あたしも金持ち列車に乗らなくちゃ』と必死になるあまり我を失っている人が増えたような気がする。どうしちまったんだろうか、本当に。
いいじゃん、慎ましく生きれば。
できる範囲で身の丈にあった暮らしして、過不足なく納税して（腹の中で『あんなアホ議員を支えるために、どうしてあたいの税金が使われるのよぅー』と怨嗟の言葉を吐こうとも、だ）、健全な社会にかかわる、まともな大人として生きていけばいいじゃないー。
そういう『まっとうさ』を評価しない世間というものは、やっぱりどうかしてるんじゃないかと私は思う。