春の夜

夕方、飯倉片町の郵便局まで行く。鼠坂をのぼりきったところの民家の庭先にそれはそれは見事な白木蓮が咲き誇っていた。そこだけの空気が白く明るく、このおうちの住民がちょいとうらやましくなった。
「表参道ヒルズを練り歩こうぜ!」と相方と集合したはいいが、途中まで歩いていって「ま、今日でなくてもいいか」とあっさり撤回。その後、カレーうどんを求めてさまよい歩くことに。
本日の着物。
 地空きの泥大島・雪輪の柄。
 紫と白の幾何学帯
  サテンぽいつるつるの生地で、かなり帯締めを選ぶ。
  よい帯締めより、ちょっとがさがさしたものがいいみたい。
 ワニバッグ(バクバクバク)。
 
立ち寄った帽子屋さんで、帽子屋マダムに「あら、いいわねー、雪輪。あたし、雪輪大好き!」と声をかけられる。
雪輪はいいよね。雪輪は。春の着物にも、夏の着物にも、いつの季節にも似合うかわいらしい柄の季節の覗き窓。女性らしい柄で好き。
地空きの大島は、黒の面積が多いので渋い印象になるかと思い買い求めたもの。だけど、雪輪自体がかわいらしい意匠なので、黒い地に柄が際立ち、柄のかわいらしさの印象のほうが強いのかもしれない。
これも気に入っている一枚だけど、奄美大島でこの着尺を買ったお店で仕立ててもらったら、ちょっと仕上がりがもにょもにょで。ですが、気に入ってるこた気にいってます。
ついでにヒグマ更新。
ヒグマニア2006

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