悩み事ひとつ減らして牡丹供養/忙しい人は服のことで悩む時間すら惜しいのです

超AI時代の生存戦略

葉加瀬太郎のバイオリン楽曲だけは知ってる「情熱大陸」を落合陽一の回で初めて拝見しまして、ははぁなるほどこういう番組であるのかと感心したり、現代の魔法使いとおっしゃる彼は「洋服のことで悩む時間がもったいないからヨージヤマモト一択で」とのこと。スティーブ・ジョブズも「洋服のことで悩む時間が惜しいから、イッセイ・ミヤケとデニムとニューバランスの一択で」。勝間和代さんの「超ロジカル家事」でもそういうことが書いてあった。あぁなるほど、外を歩くときは自分ユニフォームを作っちゃえ、そして服に悩む時間を生活から排除しちゃえ、というお話なのですね。

それが勝間さんってばすごいの。

人間が管理できる数は最大8つとして、ワンピースは常時15着・パンツが4本・トップのTシャツとセーターが4枚ずつ・下着はショーツとブラの4セット・ストッキングは4足・ストック分は1足・靴下は4足にしぼり、少ないときでも週に二回は洗濯するから、そのときに必ず洗うと。 

これにジャケットやコートやらがあっても確かにクローゼットはスカスカでしょう。しかし、女性でもここまでアイテムを絞っていいんですか、ストッキングの数ってそれほど絞っていいのですか! 気持ちとして一週間分7セット用意しておきたい気もしますが、4点までに数を絞れば、私の靴下入れもいまの収納の1/4くらいに絞れちゃいますやん。下着の収納スペースも半分で済みますやん。

勝間さんのクローゼットには、実生活でなんの役に立たないおフランス生まれの瀟洒なだけの下着セットなんて入る隙間がないんでしょうけれども、確かにものがなければ収納に悩むこともないという自明の理もあったりで、なるほど、さらばわたくしも靴下は減らしてみよう、いつ買ったかわからない冴えない色のものに限って伝線しなくて何年も居座ったりしているし。

スポーツウェアとかは別カウントなのかな? 登山女子で歌舞伎クラスタで着物クラスタで昼間仕事の人なんて、山ウェア・着物一式・通勤着一式必要で洋服のバリエーションが増える一方かと思いますが、そういう方はどう解決していくのでしょう。多彩なウェアが必要となる趣味を持たずに生きていくことになるのかな? いやいや、命あってのものだねというではありませんか、楽しいことがあっての人生ではありませんか。この削りに削った暮らし方は大変合理的でミニマルでリストな暮らしまっしぐらな感じもいたしますが、勝間さんは用をなさない外国製のうっとりするような下着とか持ってないの? 持たない暮らし派なのぉぉぉぉ!!!? 

 

さて、わたくしとしましては勝間和代さんには一刻も早く早く着物にはまっていただき、どのような着物の構成にされるか本にまとめていただきたいところ。
喫緊の課題としては簞笥2竿の着物をひとつにまとめちゃいたい。とっておきの夏物二枚と浴衣一枚、母親が昔きていた黒留、親戚の結婚式に着た訪問着、綿薩摩と雪輪の大島紬と与那国織、胡蝶蘭の着物とジャージ着物、それにあわせて帯とコートくらいに絞っちゃいたい。お茶やお花をやってるわけではないのでそこまで真剣に着なくてはいけないというわけでもないですし、しかし着始めるとまた種類がほしくなっちゃうし。あぁ一体どうしたものかしら。あー、でもここに書いた着物だけにまとめちゃえば確かに簞笥一竿で済むな。そうしちゃおうかしらどうかちら!

七緒 vol.49―着物からはじまる暮らし 特集: 「イマドキ収納」実例集/「ひとえ」の正解 (プレジデントムック)

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