・両親が愛用していたのを思い出して一昨年購入。
・カバーもamazonで同時購入。
・小さい方が2.4l、ヤカン一回分の量。
・寝る一時間前に布団にセット。足元方面に設置し、脚の冷え対策。
・さて就寝。熱々すぎて低温やけどになっちゃったりしないかしら、こんなに熱かったら羽毛布団がいたんだりしないかしらと心配になっちゃうくらい熱々!
・足乗せクッションに脚を乗せて寝ていますが、最初の熱々堪能タイムが終わったら腰の下に湯たんぽを移動して「ぐええええーぎぼちいいいー」とひとしきり悶絶する。
・背中側が暖かくなってきたら脇腹あたりに移動。お腹じんわりさせながら本格的に寝る準備。
・猫も同時に寝る準備。布団に入ってきて頭だけ出して、世話係(私のこと)の腕に前足を乗せ、大型iPadで冒険活劇「彼岸島」などをともに読み耽る。
・「もう、なに、なんなの。私、前世で一体どんな徳を積んだというの? どんな徳をつめばこんな体験を毎夜味わえるというの、ありがとう、前世のわし!」と前世の自分に感謝する。
・しかし猫にとってはこの湯たんぽが熱すぎるので15分ほどでビュッと飛び出してしまう。
・猫がいなくなりやれやれとリラックスした寝姿をとると、飛び出した猫が布団の上に戻ってくる。一通りふみふみしたあと、居心地の良い場所をつくり、布団の下に湯たんぽの輪郭に沿って体を曲げ「ぷすー」と静かな寝息を立てながら眠りにつく。「もうっ、童貞を殺す服ってのがあるけど、おばちゃんを殺す猫っていうものがいたらあんたやで、ウカやんは殺し屋なんやでー」とまた不可解なことをつぶやき出す。
・寝る。
・翌朝。睡眠時間はだいたい6.5~7時間。まだぬくい。猫が湯たんぽの近くから動かない。
・昼間、まだ猫が湯たんぽと同じかたちで寝ている。布団の中がまだぬくい。
・夕方、猫と湯たんぽのかたちをまた確認する。布団の中は普通の温度に。
夕方になると、父親が病で寝たきりの母親のため毎日ゆたんぽ作ってあげている姿を思い出した。真冬の夜は氷点下10℃になるようなところで暮らしていて、最初に母親の分、次に自分の分、もうひとつ最後に母親の布団に入れる分。お父さん、優しい人だった。
それにしても昔の人はいいものを作ってくださいましたなぁ。USB給電蓄熱湯たんぽやフワモコでかわいい湯たんぽがあることも知ってるんです! でも猫をっ、猫をっ、18時間ぶっ通しで満足させてくれるのはこれしかないような気がするんです!
あと、多分、これ、死ぬまで使える。部品も尾上製作所さん公式サイトで売ってる、コスパ恐ロシアアイテムですぜ!
寝るときのつま先の冷えが気になる方がいらっしゃいましたらぜひ-!