お友達夫婦が猫を飼い始めたというのでヒグマのカサやんとウカやんの二人で行ってきた。生後3ヶ月、体重1kg、真っ白な体にミルクティのような白茶の耳と尻尾を持つ子猫。
この子のお母さんは「お餅」という名前の真っ白猫ちゃんとのこと、四匹産んでそのうちの一匹が世田谷のすてき夫妻のところにやってきた。この夫婦がなにか飼うとしたら犬だよなと周囲は思っていたので、猫がきたことにみな驚き。そしてカサやんの「人は突然猫を飼う」という名言が生まれた。3月のライオンもスミスさんもそうだったね。
久々に子猫を前にしたカサやんがおもちゃで猫を遊ばせる遊ばせる、フル稼働で遊ばせている。猫もそれに全力で応えている、猫が遊べる永久機関があるとしたらその名前はカサ、そんな勢いで遊んでいる。自分の身長の何倍もの高さをジャンプして、ひらひら動くトンボのおもちゃを捉えようとする。わたしが詩人であればなにか一遍の詩を生み出さなくてはいけないような素晴らしい躍動感に目を奪われる。スマートフォンで写真を何枚も撮ったけど、白い残像の写真ばかりが保存されている。
素晴らしい残像!
遊んで遊んでとせがむ子猫ちゃん。
さんざん遊び倒して一瞬にして寝落ちする子猫ちゃん。
人間たちが帰るのを見送ってくれる社交性の高い子猫ちゃん。
帰り道、「猫写真、残像だらけだわー」と嘆く私に、「逆にもう子猫の写真は残像具合を競ったほうがいいですね」、と。また猫に関するカサの名言が出た。もう猫飼いとして先達すぎるよ、カサ!!! また残像を見に行きましょうと、夜の街角でわたしたちは誓い合ったのでした。
うちに来た初めての夜の子猫ちゃん時代のウカちゃん。
小笠原道大を経て梅沢富美男みたいな貫禄をつけはじめたいまのウカちゃん。
すべての猫よ、幸せに!!
ああ、子猫! 子猫ネコネコ子猫ちゃん!
可愛い可愛い、子猫ネコネコ……。
五七五七七で表現してみた。
落ち着いて!!! 猫の可愛さの前に悶絶する気持ちはわかる、わかるわ!! 子猫もいいけど小笠原道大経由の梅沢富美男もかわいいっていって!!
ああ可愛い、噛みつく牙の鋭さよ
爪の跡さえいとしとや思う
こんなんでどう?
どうもこうも!!!