持たない暮らし

カードのお告げ更新！　山羊座のキーワードは「叡智」、だそうです。

春ですなぁ。
東京では各種公共交通機関も整備されておりますし、道に出ればタクシーにひかれるかというくらいにばんばん走っておりますので、こと移動に関してはほとんどコストをかけずに暮らすことができます。ましてや子どももいない身の上ですから、車がなくても暮らせるというのは大変ありがたいことです。
もともとものを極力持たずに暮らしております。人が遊びにくると「このスペースで、よくこれだけ余白を残せたね」とよくほめられます。えぇ、だって、モノを持ってないんですもの。
電源タップにコードが入ってふさがっているのがいやなので、家電製品も必要最小限しか持っておりません。ＰＣまわりがタコ足状態になっているのは、仕事柄いたし方ありません。
「あれだけ読んでいる本はどうしてるの？」と商店街のＪさんがおっしゃいますが、本は、１０年後も読み返したいと思ったもの以外は全部古本屋さんに持っていってます。買うのはサイズが決まっている単行本ばかりです。資料的なものは、図書館で借りて済ませています。
洋服は、１年に一度総棚おろしを開催します。たとえ他人が「ワンパターンだね」と口をはさもうが、着心地よいもの、あと５年着られるもの、そして似合うもの、さらに野暮ったくないもの、ついでに貧乏くさくみえないものというすべての条件を満たしたものに選別していきます。ここぞというときには着物ででかけるので、なんとか足りています。先日、とうとうさずがに「これでは女子としてやばいかも！」という地点までそぎ落としすぎたので、先日洋服を買いに行ったのです。
雑貨はその場で買わず、３日ほど逡巡を重ねてから、一度にたくさん買わず、少しずつ少しずつ買い足していきます。一見遠回りに見えますが、ちまちまと喜びが味わえて楽しいのです。
と、かなり質素でシンプルな暮らしをしておりますが、先日、ツタバの本売り場で、タイトルが気になりある本を手にとってみました。同じようなポリシーで貫かれたライフスタイル本でした。

お部屋も心もすっきりする 持たない暮らし　金子 由紀子
この本にも書いてありましたが、日々の暮らしの中で、自分に課す目標は、できるだけ小さく、短期間で達成できるものにしたほうが、達成しやすくていいなーと最近おもいます。
人生の長きにわたる目標はまた別ですけれども。