私がいかにしてウェストを8センチ絞ったか その1

昨夜、ウカ様を拝見したいと友人が突然やってきた。「まぁ!なんてかわいらしい猫さんなんでしょう! ウカ様ー」とさんざん遊んでいった。ついでに夕飯も一緒に食べた。そしてダイエットの話になった。ダイエットというよりか、私がいかにしてウェストが8センチ細くなったのか、ということについてだ。ウカ様は口実でむしろ本題はこっちじゃないかというくらい白熱した。
まず私の体型について話をしますが、身長168センチ、体重は秘密にしておきますが、肩幅は割りとあり、下半身は自分でも気の毒になるくらいしっかりしています。脚も腕もさして長くもなく、典型的な日本人の中肉中背の体型を、168センチの長さに拡大しただけで、えぇ、さしてよくも悪くもありません。必死にダイエットしなくてはならないというほどの体重でもなく、体脂肪値だのBMIだのなにを計っても標準値、「ま、この身長だったらこれくらいでもいいかな?」というところです。『あと3キロ痩せたらたいそう具合がよかろう』とほのかな希望を抱くのも益々持って標準値。そんなワタクシが着物を着続けて、自分の体型がどんどん着物向きになっているのに気がついたのが今年の正月。この正月は我が生涯最上級の寝正月で、そこで今まで見たこともない数値の体重に。正月明け、年始のご挨拶に伺った先で、「スガヤン、パンツがパンパンだよ・・・」とお客様に指摘された。着物は人格で着るものだけど、洋服は体格で着るものだ。他人様の目に見えて「パンパン」さではさすがにやばい。やばい・やばい・やばい。
過去に食べるものをひとつにしぼってダイエットする、というものに何度か挑戦したことがある。あれは心的ストレスが大きい。こんな小鳥の餌程度で168センチの(いつまで経っても)食べ盛りの女が満足できるわけがない。毎朝体重計にのっては、あれだけ節制しているのにどうして体重が一向に減らないのだ、と愕然としたり憤慨したりする日々。しかも食べるものは制限しないといけない。ふんがー。ストレス三昧! ついでにいうと大してうまくはない。飢えた胃袋は合成着色色や合成香料にだまされはしない。ふんがー。
深夜のテレビ番組では毎晩のように「乗るだけで痩せる」「つけるだけで痩せる」「テレビを見ながらでもできる」といったダイエット器具が販売されている。しかし、私はこれらについては大変懐疑的。どんなふうに懐疑的かといいますと、「あ、俺、やろうと思えばいつでも禁煙できるから、だから今はタバコすってるの」という人のようなもの。そのような人はたいてい過去に短期間の禁煙の経験があり、それが記憶に刻みつけられていて「いつでもできる」「俺はできる」という自信になっている。しかし、私はそういう方に問いたい、だったらなぜ、今、やらない? 
話がそれました。つまり、器具ものダイエットは、そこに器具が有る限り、安心しちゃって実践しそうにないように思えるのです。
もうひとつ問題をいうと、容積が大きいため、買うのにお金がかかるだけではなく、手放すのにもお金がかかる。飽きたらヤフオクで売ればいいものかもしれませんが、配送費だってバカにならない。
もういっちょいうと、こういう器具ものは体の一部について著しく効果をもたらしてくれるけれど、体全体で見たときはどうなのか、目的の部位以外の箇所はどうなるのか、それもまた懐疑的。根本的な体型改善にはつながらないような気がしてしまう。
私がしたいのは、この数年間でべったりと張り付いてしまった脂肪という名の皮膚をどうにかとりはずしたいということで、それは痩せるというよりも体をしぼるということに近い。それはダイエット器具や一極集中型食餌療法ではできないことじゃろうと思っていたところ、へんてこボクササイズに出会ったのじゃよ。長くなるので(すでに十分長いけど)続きはまた今度!

1 COMMENT

pinky

こんにちは。
いつも、楽しく拝見させて頂いています。
ダイエットのお話し身につまされます。
私も163cmありますがもう少し落とした方がええんじゃないのと言う体重に、ダイエットなんていつでもできると今日に至ってしまって。。。
せっかく買った田中宥久子さんの体整形マッサージの本も買っただけで満足して、まだ手つかず状態。
やっぱり、きっかけ、ですかね~
新しくやって来たウカ様、可愛いですね♪
また、ウカ様の写真楽しみにしていますね。
あ、それから花想容、わたしは先月のお茶会に行ってきました。
あそこはのんびり出来て、それにスタッフの方も感じが良くて素敵な空間ですね。

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