川久保玲はあらゆるものをねじ伏せる


猫の耳は、どの猫の耳も、造形がおかしい。
ヒグマ更新。黒い猫がたくさんいる部屋。
ヒグマニア見返してて自分で吹きだした。
これとかこれとか。タコ博士もフォトジェニックだよね。
Mさんにもらったコムデギャルソンのスカートを初めて履いてみた。黒くて長くて格好のいいスカート。しかしよくわからない仕組のもので、「こんな履き方でいいのでしょうか?」と写メールで確認してもらおうかと思ったくらい。それにこの前買った白いTシャツをあわせた。適当な履物がなかったので、真夏を思わせるいい天気だったけどブーツを履いて。鞄はリンゴみたいな赤色の内縫いのケリーバッグ。明度の高い鮮やかな赤で、他に適当な鞄がなかったので、それに仕事道具をつめて出かけた。
仕事が終わった後、夕方の銀座で友達と待ち合わせて食事した。その人もギャルソンが好きで、「いやー、どんな鞄でも洋服に似合わせちゃうってのがコムデギャルソンのすごいところだねー」と。この人の作る洋服に、長いつきあいのファンが多い理由が少しわかったような気がする。なんというか、ゆるぎないニッポンのデザイナーのエネルギーがみちっと詰まってるような。この人の洋服に、一般の人間が、とんがった髪型ととんがったメイクで挑むとやりすぎになっちゃうので、普段のままで着るのが彼女自身も望んでいるのではないか、とか。
松屋銀座の店内にあった大きな鏡に映った自分を見て、あら、結構似合うんだわと安心もした。でも、紳士ものを見て思ったんだけど、ちょっと細く作りすぎじゃないかしら、首まわりとか腿まわりとか。川久保さんと一緒に年齢を重ねてきた殿方たちも着ることがあるのだから、もうちょっとゆとりを・・・。チョイ悪オヤジでもなく、日曜日のくつろぎお父さんでもない、まっとうなセンスのいい年したおっさんでいたいと思ってる人たちは日本にたくさんいると思うし。
黄色い本―ジャック・チボーという名の友人その後ピザ食べながら、「高野文子は30歳のときに『るきさん』を描いたんだよ」「まっじぇー!」などという話をした。高野さん、まだ50歳なんだもん、まだまだいろいろ描いてほしいなぁ。
戻ってきて「黄色い本―ジャック・チボーという名の友人」を読もうと思って本棚の黄色い背表紙の本を取り出してめくったら、松本玄人さんが作った黄色い日記帳だった。私の脳内本棚と実際の本棚の違いっぷりよ・・・。青山ブックセンターで買ってきますです。

1 COMMENT

MI子

おお、やっぱり!
きっとお似合いと思っていました。
がんばらずに着られる服ですので、
長く愛してあげてくださいませ。

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