白夜の地世界ふれあいチャリ紀行/Arctic Race of Norway アークティックレースオブノルウェー開幕!

「大きくなったらなにになりたい?」「キティちゃん!」と元気よく答えたのは当時3歳の姪っ子。子供らしく微笑ましい話ではありますが、私は割りと真剣に「いまからノルウェー人になるにはどうしたらいいのかしら」と悩んでいたりするので、人類というのは案外成長しないものなのかもしれません。

さて、そのノルウェーの極地トロムソ-から始まる4日間のステージレースが始まりました! 先日ご紹介したエドガー・アラン・ポーの「大渦巻への落下」の舞台となったロフォーテン諸島の付け根から250kmばかり北に行ったところです。サーミ人の住む土地でもありますね。

・公式サイトはこちら。
・8/5~8/8まで4日間の開催でJ Sportsで全ステージ放送しています。

いやっほう! 真夏なのに昨日の最高気温は13度! 沿道のひとはみな薄手のダウンを着ていて、マスクをしてない(大会スタッフやチームスタッフは着用してます)!

花形選手もちらほらいますが、地元ノルウェーの選手も多めで、自転車レースをみるというより、食べたり飲んだりしない旅番組を見てるようなものです。自転車のスピード感で行く世界ふれあいチャリ紀行。毎日必ずフィヨルド鑑賞ができつつ、なおかつ山岳ポイントもスプリントポイントも設定されています。ゴール近くで街を周回することによりキロ数を確保していますが、街が小さいので22kmの間に3周できちゃうことも。かわいいらしい。

スタイリッシュなおとぎ話のような町並みで、かわいい戸建てからおしゃれすぎてまばゆい集合住宅までいろいろ。沿道で応援するひとは大型犬を連れているひとが多く、わんちゃんは道路に寝そべっている。フランスやイタリアの自転車レースみたいに「なになになに、この自転車なに?」と乱入しそうな気配もなく、どっしりと構えている。冬は降雪があるけど、北大西洋の暖流がぶつかる土地なので真冬でも最低気温は-2℃くらい、住める! 冬至の日も終日真っ暗というわけでなく薄明といった明るさのようで、曲屋の期間がすぎれば朝8時から4時までの日照時間になる。

住める、確かに住めるけど、彼の地にはゑり華さんも伊勢丹も根津美術館も新宿御苑もないので、真夏と真冬に二週間ずつ滞在できれば満足しそうな気もする。その日に向けて、コロナ禍でも粛々と生きてゆきたい。

 

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