カボチャの冒険

カボチャの冒険 (バンブー・コミックス)
土曜の夕方、竺仙の藍に百合の綿絽の浴衣に白の博多半巾。オープンエアな場所でビール、でっかい蚊に刺される。帰りに青山ブックセンターに立ち寄り、五十嵐大介さんの『カボチャの冒険 (バンブー・コミックス)』を買う。その他バンビーノ9巻・諸星大二郎など。
五十嵐大介さんは1969年生まれ、何回か出版社の忘年会で見かけたことがありますが、ものすっごく目がきらきらした少年のような顔立ちの方で、二十代後半くらいにしか見えなかった。私はこの漫画を読むまで知らなかったのだけど、五十嵐さんは現在盛岡在住で、盛岡も範囲が広いと思うのですが、その山間の田畑の中で「カボチャ」という日本の雑種の猫と暮らしているんだそうだ。とりぱん・・・。
五十嵐さんの絵はほんとうにかわいくて、現在IKKIで連載中の『海獣の子供』も子供たちの絵がかわいくてかわいくて(今月号の表紙を飾っているので書店で見かけたら手にとっていただきたい)、ほわほわしたやさしい筆致がこの「カボチャの冒険」では最大限に生かされている。東京のM市で拾われたカボチャ殿は、山の中で、野鳥を追い、先住の野良猫を追い払い、ネズミを食べ、たくましく成長していく。本当にたくましい。そしてめっぽうかわいい。ウカさんも同じような柄で、同じような田舎の実家を持つのに、これほどまでに冒険してないよなー、ごめんよぅ、ウカ様。
たまに夜中にこっそりとにまにまと読み返したくなる、良質な童話といってもいい漫画に出会うことがありますが(高野文子の東京コロボックルとか)、私の中ではそういうジャンルに属す漫画になりそうです。

2 COMMENTS

さくまり

いしかわさんが五十嵐さんは深津絵里に似てたって言ってたー。
彼の「リトルフォレスト」もいいよね。ジャムとか作りたくなるの。

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