FENDI — UN ART AUTRE 東京藝術大学大学美術館/田中慎弥「第三紀層の魚」


唐桟木綿に紅型帯、帯締めが青だとクールすぎるのか。
白足袋派には、下駄のツボは赤色のがかわいいねぇ。
ちょっとこの下駄は白足袋と合わせるにはクールすぎる。
次回は赤が入ってるものにしよう。
東京藝術大学大学美術館で開催されている『FENDI — UN ART AUTRE ~フェンディ もうひとつのアート、クリエイションとイノベーションの軌跡~』を見てきた。フェンディの過去から今を振り返る一大ファッション展示かと思っていったら、あぁそうだ、フェンディといえば毛皮、1970年代から現在までのアイコン的なファーの展示でした。動物愛護団体の人が見たら卒倒しそうな毛皮の量で、途中から「あーあ」っていう気分になったりもした。おしゃれなお客さんが多かったわ。
田中慎弥の『共食い』が文庫になっていたので買ってきた。同時収録の『第三紀層の魚』を読んでみたかったのだ。『第三紀層の魚』は、『苦役列車』と『きことわ』が芥川賞を受賞した時、選に漏れた作品で、誰かがえっらく酷評していたのを覚えている。と、思ったら世の中には、文学賞の選評も含めてとりまとめているサイトがありまして、ここから当時の評言が読めます。よい小説だと思いました。

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