今日のキモノ

日曜日
唐桟縞に辛子色の帯
木曜日
綿薩摩に白の塩瀬の帯
白い衿をつけた襦袢が乾いてなかったので、以前ゑり華さんで買った柄のある半衿をあわててほかの襦袢につけてみた。柄のある衿なので織物系の着物にしようと箪笥の引き出しを引いたら一番上にあったのが、綿薩摩。
衿の地はベージュで真白い衿よりも顔うつりが自然になる(年齢ですな)。衿元にちらっと薄紫色の赤い実の柄がでて、ちょっとかわいい。おぅ! 柄衿は白半衿と違ってこういう効能があるのか!! 新鮮な発見でした。ちなみに、衿はこれの色違いです
ながながと紫式部枯れてあり 岸本尚毅
今日はウェブ句会の締め切り日。俳句ができるまではうんうんうなるばかりでちぃとも楽しくないが、課題の三句ができあがると俄然それぞれの句に愛着が沸くんだから、人間ってなぁ都合がよくて現金だ。過ぎた夏、迎える冬に挟まれて、秋は季語の数が少ない。少ないわりにそれなりにみんな格調の高い俳句が出てくるっていうのは、秋という季節ならではか。血沸き肉躍る野趣溢るる個人的体験が生まれにくい季節なのかもしれません。
畳の目数えて長し蚊帳の中 鶉

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