クラブいってきたー

・日本茶色の結城－ものすごい地味な日本茶色の変わり格子の結城、本当に地味で着ていて「あぁっ、地味っ！」とつい叫びたくなるくらい地味なんだが、値段が値段だったので手放すこともできません。
・白の更紗の帯
ゑり華さんに年末のご挨拶に行きました、らば、ゑり華さんのイベントにいつも顔を出している日本舞踊の名取の孝藤右近さんが麻布十番のクラブでなんたらをなんたらするということで、スガヤンも行くかい？　んー、いくいくー、ふんじゃー餃子の点天でゴハン食べてからみんなで行こうと、ゑり華さんスタッフ全員と私の６人で行ってみた。餃子の点天うまかよー。
大江戸線麻布十番駅七番出口すぐそばの地下のイベントスペース、毎夜毎夜、青少年や少女らがたむろしており、「俺んち行く？」「えぇー、もう電車ないしぃ」なんてぇ会話をしており、その前を通るたんびに、タクシー代ケチるようじゃロクな恋愛できないわよっ、と女子に向かってココロの中でツッコミを入れるわけですが、今日はそのお店に初めて行ってみた。みなさん、えぇ、社長も含めて、全員着物ですわ。
おそるおそる入ってみたら、ステージで若い男子らが光るヨーヨーをしながら、ヨーヨーとなにやら歌っており・・・１０年ぶりにクラブとやらいう場所にやってきて、きらきら光る電飾ヨーヨープレイを見せられる不思議・・・。ヨーヨーの皆さんたちは「ｍｉｘｉとかでも探してね」と挨拶しながら退場。２００８年の音楽マーケティング・・・。
さて、しばらくしてから、ＤＪ　ＤＲＥＳＳ　ＣＯＤＥ＋右近の「天照」のステージが始まる。最初どうなることかと思ってましたが、腹筋ひきしまった若い女の子ダンサー二人と右近さんのステージは、お店に入る前に案じていたほどよりはるかに格好良く、特に右近さんが女形に衣装を変えてからは男どものくいつきがぐっとよくなり、さすがーと唸る。そりゃそうよー、彼は名取の坊ちゃんなんだから！！　着物の踊りってのは布の制約があるからこそ女らしく映え、袖の長さの分だけ華やかに見えるんじゃのぅと私もうっとりー。しかし、男のくせにあの首の細さはいったいなにごと？　衿の抜き方でああ見えるのかしら？　だとしたら見習いたいものだわ。
３０分ほどのステージでしたが、年末に思わぬ拾い物をした気分です。
社長、ゑり華のみなさん、ありがとう！
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以下は着物談義。
地味な日本茶色の着物にも合う塩瀬の帯がほしいなぁ。なにしろ地味な色なので、なにをあわせても地味に。あぁ本結城なのに、とっても地味。
塩瀬の帯はいいぜー！　色がたくさん、柄もたくさん。はんなり着物にも、がっつり紬にもしっかり合うぜ！　着物としてのすわりがいいというか、なんというか、危なげない印象があり、品があっていいなと思います。ゑり華さんでは、こんな柄ゆきの塩瀬の帯を進められました。いいですなぁ。ムフン。
塩瀬の帯は、自由に柄を描くことができるから、季節感が出て、締めていて、また周囲の人も見ていてとても楽しいと思うのですよ。商店街の入り口の呉服屋さんに、ひいらぎの柄の帯があって、あれがちょっとほしかったのよぅ、クリスマスしか使えないんだけど。
塩瀬の帯では、万能選手の黒の帯を持っていますが、柄が般若なものでして、別のメッセージ性が強くて（取立てとか集金とか納税とか激怒とか憤怒とか、ただのシャレとか）、なかなかねー。