食べ過ぎたかな、と思った夜に / あさって朝子さん

Hanako巻末で連載されていた、伊藤理佐さんの『あさって朝子さん』が発売になってるー。美容院で雑誌を手渡されたとき、必ず目を通してました。アパレル会社(だと思う)におつとめの朝子さん、田舎から野菜が送られてきても、なんとなくめんどくさくて箱を開けてなかったり、それが母親にあっさりばれちゃったり。なぜか朝子さんを接待に連れて行くと、商談成立するんだけどその秘密は・・・といった、あぁわかるわかる、というOLさんの日常の諸々がいっぱい。
働く女の子の面白さや人に聞けない素朴すぎる疑問を拾い上げるのがうまい作家さんだなーといつも思います。掲載誌がHanakoなので、絵も割りと丁寧。
高野文子の「るきさん」の21世紀版が朝子さんなんだよなぁ、と思うと感慨。
そして、客の顔や人となりを見て、どんな雑誌を手渡すべきか、美容院のスタッフさんはいつも頭を悩ませていると思いますが、いったいいつからこの「雑誌手渡しセレクト」がハードル高いものになってしまったのでしょうか。私は「Hanako」か「おとなの週末」、「Figaro」などが渡されます。むーん、情報誌が無難なところって存在に思われているのですな(とか思う人間がいるから、ハードルが高くなっちゃうんですよ!)(あぁっ、俺の自意識過剰っ!)。


お山に登るとおなかが空きます。行く前からおなかがすいて、パワフルな朝ごはんも食べてしまいます。お弁当を持っていくと、空にするまで帰れないといった強迫観念に襲われます。満腹なのに、まだ食べちゃう。山を降りたらビールだゴハンだ、こんなときには吉野家だ、帰りのあずさでは催眠剤としてビール、お家に帰って一通り洗濯終わったらまたビール・・
 というわけで、土日で2キロ太りました・・・
すごいなー、2キロ太っちゃうんだもん! こんなときは、夜はゴハン食べずにおかないと、と思っていたら、OL時代の同期から「近くにいるんだけど、鳳仙花行かない?」などという恐ろしい電話が。あいにく鳳仙花は月曜定休で行かずに済み、近所の定食屋に。
鳳仙花はおいしくてよいお店なんだけど、お客さんがなぜか全員テンション高くなっちゃって、落ち着いた会話が出来ないのよね。ほんとう、どうしてあんなに客のテンションがあがるのか・・・お店の構造もなんとなくどかーんと広くてすわりが悪くて、店内全体を見渡させすぎで落ち着かない。なんだろう、あのちっちゃい体育館みたいな感じの客席は。
とまぁそんなこんなで別の居酒屋定食屋でゴハン食べて帰って、おそるおそる体重計に乗ったら、今まで見たことのない数字がたたき出されて、笑う。笑った笑った、笑うしかない。
 だってそこから1キロ増えて、3キロ太っているんだもの。
そこから私はおもむろに、プーアル茶を淹れ、2リットル近くごくごく飲む。ごくごくごくごく飲む。寝しなに、スカーレット・ヨハンソンの「真珠の耳飾りの少女」を見ながら眠る。17世紀のオランダってこんな感じなんだーと思いながら。
そして朝、長いホーニョーの後、体重計に乗りましたら、ふぅっ、体重2キロ落ちてました。利尿作用でいろいろ外に出たんでしょうか? あのまま進んでいたら、左手人差し指を定位置とするお気に入りの指輪が、薬指に移動するところでした。プーアル板茶万歳! 今夜もがぶがぶ飲んで、利尿作用でだくだく出すわ! 朝から尾篭な話ですみません・・・

追加。
で、会議から戻って帰ってきたらさらに1キロ落ちてましたが、まーこれは、「太った」というより、瞬間的に信じられない量で体重が増えていた数日が終わった、というだけかもしれません。むー。出発前に戻ったからよかったけどね。ごくごくごく。

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