すっきり暮らす-洋服収納のコツ たとう紙の話


山頂のご神体的岩の上で眠る少年。
ある雑誌で読んだスタイリストさんのファッション収納のコツで、実践してみたら、「おぅ!」と確かにうならされるものがありましたので、みなさんにもぜひ。
クローゼットの中のハンガーを全部同じものにそろえると、見違えるくらいすっきりします。
ハンガーの厚み・幅・高さって規格があるとは思うのですが、素材次第でだいぶ印象が変わります。何種類かあわせて使っていると、高い位置からぶらさがるスカート、低い位置にかかるジャケットなど、見た目ごちゃごちゃしてよろしくありません。自分がどんな服を持っているかも把握しづらくなります。
そこで、クローゼットの中のハンガーを統一してしまうのです。私は、IKEAの8本500円のが気に入っており、春先に全てそれでそろえてみましたら、あらすっきり! マジすっきり! IKEAのハンガーは、店頭でピラミッド大の高さで積まれており、IKEA内での永遠のスタンダードでしょうから、将来補充も可能でしょう。
『無印良品』については永遠のスタンダード的商品が多い印象を受けますが、近年商品の入れ替わりが激しく、数年前に買ったものと同じものが手に入らなくてちょっとションボリスタ。
それと同じように、着物のたとう紙も全部同じものでそろえたらすっきりするんだろうなーと思って、調べてみたら美濃手漉き和紙のが見つかる。5枚で2400円。1枚500円弱。むーん、消耗品の価格じゃないような・・。
このたとう紙は、もしかしたら青山のあのお店で、新しい着物を作ったときに包んくれるあのたとう紙と同じものではなかろうか。むむっ! 市場末端価格が結構高い品物だったのね。
たとう紙メーカーさんに難癖つけるわけじゃないんですが、「美装」とか「おあつらえ」とか菊の柄が入ったりしてるたとう紙には正直「えぇー・・古い」と感じてしまう贅沢な時代に育ったわたし、シンプルで、古臭くなくて、あっさりしていて、飽きがこないたとう紙をもっと世に送り出してほしいものですじゃ。こういうのは → 「かわいいたとう紙!」と思っちゃうからデザインって大事。ほんと大事。
昨夜は映画みながら、本棚の整理と着物箪笥の整理をしたんだけど、しつけ糸取ってない着物が4枚あることが判明しました。そのうち一枚盛夏もの、なのに今、宮古上布に恋焦がれている最中です。「夏の麻最強!」と言ってたマダムの気持ちが今ならわかる! はふーん★

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください