土曜の野球 / キモノ / 映画


土曜はカサヤンと神宮球場。
小笠原→河原→浅尾ときて、「浅尾の球はえぇなぁー、若い頃の五十嵐みたい」と眺めていたら、速いだけにミートしたらポンスカポンスカと打球は伸び、あれよあれよという間に逆転負け。ギャフン! 緊張感がみなぎるシーンも多い大変よい試合でしたが、やっぱり勝てばもっと楽しかったわよね。
立浪は(中日という)国家の象徴なので、満塁のチャンスのときに出てきたよ。よい結果にはならなかったけどね。いいの、象徴だから。
土曜の浴衣
・綿麻のよろけ縞の浴衣
・白の博多半幅
久しぶりに浴衣を着たら、半幅帯の結び方を忘れていた。本を読みながら結び、完成した自分の背中を鏡に写したら「おぁっ、これが武家文庫かっ!」と発見。なるほどー。これを西陣織とかの帯でやれば、お武家様の子女ごっこができるわね、ふむふむむふん★
先週から日曜の今日まで、着物箪笥の整理。注文したたとう紙が届いていたので、くたびれたものや、気に入らない柄のものを総入れ替え。キモノカフェさん、たとう紙を折らずに厚紙できれいに梱包して届けてくださってありがたい。シンプルな柄で、なにも書いていないのがありがたい。高級手漉き和紙じゃないけれど、しっかりしたものでよかった。
羽織・襦袢用のものに三つ折りで入っていた着物を、キモノ用のたとう紙に移す。キモノ用のが長く二つ折りで済むから、箪笥の中で厚みが節約できる。そんなこんなで整理しながら、今日の午前中が終了。真新しいたとう紙を広げた上にウカ様がやってきて「あらっ、処女地ってすてきよね!」と横になったり、水飲んだあとにてとてと歩き、猫の足跡をたとう紙の上に残したりしてフリーダム。あぁーっ、そのしつけも取ってない壁上布の上歩かないでぇー。
箪笥の掃除中、ひかりTVで映画二本立て。
1999年の映画『ディープ・ブルー』。Wikipedia の映画紹介がふるってる。
サメの脳組織から新薬を作る実験をしていた科学者達が、高度な知能を持ったサメに次々と襲われてゆく。主人公らしき動きを見せた登場人物がひたすらサメに食われてしまい、誰が生き残るのか予想がつかない展開になっている。
この説明にあるように、物語自体も主人公不在といっても同然。この映画のサメの頭の良さっぷりが尋常でなく、破壊力もすさまじい。研究者の一人の片腕ガブリとやったあと、そいつの残った体を自分たちに巻きつけて、生き残った人々が集まる部屋のガラス窓にたたきつけるとかやることも残忍。サメに襲われパニックになる科学者たちを前に、この新薬開発に投資しているサミュエル・L・ジャクソンが、「みんな、冷静になれ。こんなときは心をひとつにすr・・・・・ぎゃばー」と背後からサメに襲われ死亡。あぁ、あれはなかなか豪快な死に方・・・。そりゃーサメの恐怖映画ではあるけれど、ハリウッド映画ですもの、そう怖くはないの。結構面白く楽しみました。
しかし、サメ映画で怖いといったら、超低予算映画『オープン・ウォーター』ですよ。ダイビングに行ったカップルが、洋上で置き去りにされる映画。思い出すだけで、足の裏がざわざわしてくる。夏向きの映画でもありますが、ダイビングの趣味のない方どうぞー。ダイビングやる人が見ちゃったら、トラウマで大変なことになっちゃうYO!

続けてみたのは『ザ・ロック』。ニコラス・ケイジとショーン・コネリーのアクション大作映画。こちらは1996年の映画、道理でニコラス・ケイジがふっさりしているわけだ。ショーン・コネリーもまだまだ元気! ハリウッド全力注入大作映画だけあって、息継ぐ暇もないアクションの連続! いやはやアメリカとハリウッドの映画はすごかねー。

そんでこの映画に、なんとなくヤクルトの古田に似てる(ほんとうに、なんとなくですよ!)デヴィッド・モースという俳優さんが出てて、あー、この人、よく見かけるけど誰だったかしら、えーとえーと、あぁそうだ、アン・ハサウェイの『パッセンジャーズ』のパイロットだったおっちゃんだ。ちょっと影のある知的な犯罪者の役やることが多いよね、この人。ブルース・ウィリスの『16ブロック』でも悪者の役だった。

パッセンジャーズはですね、セラピストのクレア(アン・ハサウェイ)が、飛行機事故で奇跡的に生き残った人々の、トラウマやストレスを取り除くためにセラピーをすることになる。しかし、ひとり、またひとりと、次第に参加者が減っていく。彼女は、航空会社が飛行機事故の原因を隠微するために、生存者たちになんらかの工作をしているのではないかと思い、真相を探っていくのだが・・・・・
という割にFBIもCIAも出てこない、穏やかな映画です。これなー、静かで穏やかで、青みがかった映像がほんとにきれいな映画なんじゃよ。サスペンス映画のカテゴリに入るのかもしれないけど、私にとっては人間ドラマの映画じゃた。未見の方はぜひー。
そろそろパンをこねたい・・・。

6 COMMENTS

カヲル

ニコラス・ケイジはあの時点で既にズラだったと思います。
天然は「月の輝く夜に」「バーディ」あたりまで戻らないと。。

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スガ

あ、そうなんだー。実は、ショーン・コネリーと海から某所に潜入するんだけどね、そのシーンの頭上からの髪のボリュームが秋風吹く感じでした。
いいじゃん、HAGEだって!!!
HAGEだって格好いいよ!ニコラスたん!

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カヲル

いやーHAGEを否定はまったくしないよ!
私も歩む道だから。。。
ニコラスはこの映画からアクションが増えたね。。
そんな私は今日のメンズデーで「ノウイング」を見てきます。

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スガ

カヲルちゃんが、男をHAGEかHAGEじゃないかで判断するようなケツの穴のちっちゃい人間じゃないことはよーく知ってますよ! 
ところで、ひかりTVでターミネーター3をやっててナナメ見したんだけど、「ああーなるほどー」と思った次第。これならターミネーター4見てもいいのかな? クリスチャン・ベイルが出てるよね? 確か。

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カヲル

私はターミネーターを見すぎているのですが、
3を一応見たら、4の人物関係がわかるのでOKだと思いますよ。
話と関わらない細かいネタまぁしょうがないですww

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スガ

T4、水曜日のレディースデーに行ってくるかのぅ。ビジュアルがすげーかっこよさそうなY・O・K・A・N!

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