品川で風が強く吹いてくる/新八ツ山橋で第95回箱根駅伝・往路を観戦してきたお話。

2020年の観戦事情はこちらから。八ツ山橋は大崎駅か五反田駅から行くと吉です、品川駅から行くよりも人が少ない、道が空いてる、沿道までアプローチしやすいので。

 

「箱根駅伝を観戦してみたい、あ、いま流行りの駅伝アニメの影響とかじゃないですよ?」というお友達たちと行ってきました。観戦前夜には、アテンダーとして以下のメールを送信。

・モバイルバッテリーを満タンに!
・ラジコや日テレの映像配信で情報を得る可能性があるのでイヤフォンを忘れずに!
・一時間ほど立つことになるので自らの補給食も!
・天気は穏やかそうですが寒さ対策も万全に!

というわけで、わたくしは、薄手のラム革の革ジャンの下にノースフェイスのぺらっぺらのウインドブレーカーを着てシュッとしたシルエットを保持しつつも万全の風対策、あわせて、シャレオツワイドパンツの下には福助の激ロング・レッグウォーマーを履きもこもこぬくぬく、頭にはファーの帽子、そのくせ手袋を忘れるという出で立ちで参戦、手袋大事! 痛恨っ! 新八ツ山橋は石垣の下になるのであっという間に日が陰るんじゃよ、これくらいの装備でもやり過ぎじゃないんじゃよ。

 

12時JR大崎駅集合(人が少ないので目的地までスムーズに移動できるのです)、12時15分新八ツ山橋到着。日テレの箱根駅伝のサイトでは、ライブ配信とともに、選手たちが今どこを走っているか地図上に表示、選手の大学アイコンをタップすると選手の名前や公式記録がわかるようになっている、大変便利。第10区だけで鈴木くんが3人いたけど、名前と写真の管理はどうしているのかしら、大学ごとにフォルダ分けしてフルネームでネーミングしてるのかな、補欠選手とかはどうしてるのかしらなどとウェブの運用を真剣に考えていると、お友達から「選手は、自分の名前を呼ばれると嬉しいらしいよ」と情報を! なるほどなるほど、そのためのウェブ上でのお名前表示、さらに振り仮名まで振ってくれてるページまである。親切! 応援する準備はできていた。

公式サイトでは13時5分頃新八ツ山橋通過予定と表示されていましたが、今回の箱根駅伝は大変なハイペース、「少し早くやってくるかもねなど」と話していたら、12時39分、読売新聞の先導者通過。ツール・ド・フランスでこういうの見たことある。12時49分、ウグイス嬢を載せた別の先導者通過、「あと5分ほどで選手がやってきます」。12時56分、白バイ登場。そして東海大学の郡司選手がやってきた。わーわーわー。八ツ山橋の向こう側で読売新聞の旗が動き出すと選手がやってくる目印に。そこから13時18分の「これで駅伝終わりですよ」カーが通過するまでの約20分、やってくる大学の名前を確認して、選手の名前を確認して、念の為振り仮名を確認して、声援して、応援して、大忙し。あっという間の20分間だった。選手たちにとってはどんな20分だったのだろう。

しかし、長距離走選手の肉体ときたら! 筋肉がきれいでシュッとしてる・・・そしてお顔立ちもよい・・・肌が綺麗・・・・なんだこの陸上選手のルックスの進化・・・松井秀喜のニキビみたいな子は皆無。そして早い、区間新の嵐。昨日の第5区だって「わ、東海大が区間新!」「とかいってたら國學院?」「だと思ったら法政大学が一番速くて区間新に」などと30秒おきに目まぐるしく記録が塗り替えられてましたもの。なんなのこの速さ!!

それでいまBS日テレの箱根駅伝ダイジェスト見てる。いろいろドラマがあったようだけど実際に目にしたのはあの20分間だけ。東海大の小松くんと東洋大の鈴木くんのアレがアレだった8区だけは、今日行ったみんなで振り返ろうと桃園の誓いみたいなものも取り交わしているところ。往路東洋大、復路青山学院大学、総合優勝東海大学と、賞を獲った学校がたくさんあってよかった、みんなよく走ったで賞! 往路はあっという間に選手が過ぎ去っちゃうみたいだけど、ドラマのある復路で選手たちを間近で見ながら応援できてよかったとも思う。さて、2019年もよい陸上を!

 

エンスカイ 風が強く吹いている 2019年カレンダー

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