旅先で猫を失う夢/BIG FISH

昨日の買い物、コート。
ブラック・カーキ・ベージュとあって、ブラックを買う予定だったが、KS・YYが「ベージュも似合うよ」と。ベージュって太って見えるしなぁと内心渋っていたら、ファッションの仕事しているMKさんが「ベージュが一番似合う!」と太鼓判を押してくれたので、ベージュにした。なんか意外な結論。でも確かに、カーキはちょっとカジュアルすぎたし、ブラックはたくさん持ってるしなー。新機軸だよ、おっかさん!
ポーランドに猫を連れて男と旅に行く夢を見た。旅の途中で日本とポーランドを戦争を始めたという知らせが入る。「邦人はすぐさま国外退去を!飛行機はあと2便しか用意がない」と大使館からホテルに連絡が入ったので、私は荷物を、男が猫の駕籠をもち、手をつないで駅へ向かうが、ホームは大変な混雑で、人の波に押しやられる。瞬間、私と男の手が離れ離れになり、空港で落ち合おうという彼の声だけが残る。
数時間後、なんとか空港でであった二人だが、彼は猫を連れていない。「あの子は?」「荷物だから置いてきた。地下のマーケットでかわいがってもらえるらしい」なんてこと! 飛行機の時間が迫っていたけれど、私は電車に乗り、街の真ん中のマーケットへ戻る。あの子を探さなくては。
マーケットの地下では、確かに動物が飼われていた、売り物として。木の柱にくくりつけられたブルドッグの子犬の兄弟、目をつぶされた子猫、小さなカゴに不健康に太った大きな猫が3匹一緒に詰められている。そして私の猫は見つからない・・・・。
ぐったりとした思いで空港に戻り、「日本で新しく猫を飼い、それを供養とするしかないのかしら」とさめざめと泣くところで目が覚めた。
戦争で肉親と離れ離れになってしまった人たちはどうだったんじゃろうか、と思いを馳せた。満州の引き上げ、大変だったんだろうな、とかそんなことまで。しかし、まぁこれは総じて猫を手放した男が悪い。うむ。

昨日の映画。何日かに分けて見たティム・バートンのビッグ・フィッシュ。劇場でもぼろぼろ泣きながら見たけど、やっぱり昨日もぼろぼろ泣いた。川のシーンから最後まで、泣きっぱなし。仲たがいしていた父親と和解し、そして父をより深く理解していく主人公の、小さな戸惑いと大きな喜びがまた涙を誘うんじゃ。人生に大切なのは頓知じゃよ、うむ。
巨人カールの役者さんは、2005年に亡くなっちゃったのよね。まだ32歳の若さだったとのこと、天国でもやすらかに。

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