恋シネマ ヒュー・グラント でずっぱり☆/35歳からのリアル

最近、見た映画いくつか。

サンドラ・ブロックとヒュー・グラントの『トゥー・ウィークス・ノーティス』、2002年公開。
街の景観保護活動やら環境活動をしているサンドラ・ブロックが、再開発地主不動産王のヒュー・グラントにひょんなことから雇われ、やがて恋におち、すったもんだがあった挙句ハッピーエンドを迎える話。サンドラ・ブロックのそこはかとないダサさがたまりません。

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月、2004年。
ブリジット役のレニー・ゼルウィガーがでっぷりと太って役作り、まじめで愛情表現がへたくそな弁護士のマーク(コリン・ファース )とちょっとしたことで大喧嘩。その機を逃さずちょっかいを出してきた仕事仲間のかっるい男ダニエル(ヒュー・グラント)! ひょんなことからダニエルの心底の頼りなさと、マークの頼もしさと愛情の深さに気がつく主人公。すったもんだの挙句、ブリジットとマークがハッピーエンド☆ 便利な垂れ目役だぜ、ヒュー・グラント!

ノッティングヒルの恋人、1999年。
冴えない書店店主のタッカー(ヒュー・グラント)、撮影で英国滞在中のハリウッド女優アナ・スコット(ジュリア・ロバーツ)がうっかりやってくる。すったもんだの挙句、やはり迎えるハッピーエンド。
あらっ! なんかヒュー・グラントばかり見てる? ここのところ、バレンタイン前ということで、シネマなんたらチャンネルってのが、ラブストーリー映画ばっかりやってるのよー。名作も見てるよ!

郵便配達は二度ベルを鳴らす、1981年。
ジャック・ニコルソンとジェシカ・ラング。エッチなシーンが真に迫りすぎていて、こんなのを中学生が見たらえらいことになってしまうことでしょう。この時代の映画のエンディングの余韻のなさといったら! 潔いです。

シャイニング、1980年。ジャック・ニコルソン主演、スタンリー・キューブリック監督、スティーブン・キング原作。
この映画は、子どもの頃、土曜の午後、学校から帰ってきて再放送かなにかで見たことがありまして、それ以来、記憶からはすっぽり抜けておりました。映画を見ていると、どこかで見たことあるなーと何度か思い、「RED RUM、RED RUM・・・・MUREDER!」「ぎゃあああああー」のシーンで、あぁ、あれだ! ジョニー・デップの「シークレット ウィンドウだわ」、と。こちらもスティーブン・キング原作です☆

2004年公開。奥さんと冷え切った関係にある人気作家のジョヌー・デップ、彼が山にこもって小説を書いていると、SHOOTER という男がやってきてきちがいじみた脅迫をしていく。執拗に迫ってくるSHOOTER、しかし、彼はジョヌー・デップの狂気が生んだ別の人格だったのじゃ! そしてSHOOTER という名にこめられた意味は・・・ぎゃああああああーーーーーー!、という映画です。キングたんはこういう単語遊びが好きなんじゃね。RED RUM!

で、ジャック・ニコルソンのこちらの顔、これって、映画だとここまでヒゲが濃くないんですよね。ポスター用に撮りなおしたのかもしれません。どちらかというと、このとき、子どものダニーを守って「ぎゃあああーーーー」と叫び続けるお母さんの顔のほうが恐いし、最後のジャック・ニコルソンのあの雪の中の姿はもっと恐い。そんなニコルソンたんも御年72歳、これからもがんばっていただきたいものですじゃ。

ちなみに、ジョヌー・デップの「シークレット・ウィンドウ」で、上のジャック・ニコルソンのギャバー顔と同じくらい存在感を残したかったであろうシーンはこちら ↑。狂気の発現という点では、ジャック・ニコルソンの右に出るものはいないですが、なかなかの敢闘賞を差し上げたい作品でした。
そんでスティーブン・キングの話をするとY夫人が「スティーブン・キングといえば、スガヤンには一言申したいのよね!」とおっしゃるの。「えっ、なになに?」「スガヤンがブログでミストを絶賛してたから見に行ったのに、ひどい話でがっかりしたのよ!」
えぇー、奥様、あれについては、特にポジティブな感想を書いた記憶はないんだけどぉー。上映中のものや、今現在旬なものを、人に伝えるのって難しいわねえ。商売の邪魔したいわけでもないしねぇ。

話題のご本「35歳からのリアル」さくっと読了。データで見る35歳の今とこれから、というご本、なんの考えも持たずに今まで生きてきた人には「ひえええええー」と無闇におびえるだけの内容かもしれないけど、現状把握している人には「ふむ、やはり」とさくっと懐に落ちるもの。
お金についてはなんとなく想像がついていたし、本もその範疇であったけれど、やはり想像できないのが「体の衰え」や「老いてゆくこと」。
印象深かったのは、「週に何度か1時間のウォーキングしなよー。いや、そうやってウォーキングサボっててもいいけどさ、運動不足で糖尿病になったり病気を患って人工透析受ける身分になってご覧? 週に一度は病院にいって3~4時間の間、じっとしてインシュリン受けなきゃいけないんだよ? それだったら、週に一度ウォーキングしたほうが楽じゃね?」、まったくです。それで病気が防げるのなら安いものですな。さぁ歩こう。
今日のおまけ。ドナルド・サザーランドのいい話FromWikippe。
ちなみに、キーファーが主演している『24 -TWENTY FOUR-』のファンであり、息子と会食中に同ドラマのネタバレを息子から聞いて激怒したという話がある。
いい話だなー。

2 COMMENTS

カヲル

オチはともかく、「ミスト」はキング原作の中ではいい方だけどなぁ。
「シャイニング」は映画も素晴らしいけど、
やはり原作を知っていると終盤からまったく違いすぎて、
原作のようにカチっと収まらないのが残念。
「シークレット・ウィンドウ」も二重人格にしてしまった所で、
原作の不気味さがなくなって残念なんだよね。。
35歳からのリアル、私が10代の頃と随分違う方向に向かったね。世の中。。

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スガ

逆にキングの原作なんて読んだことないんっすよー。老後の楽しみ文庫に入っているものでのぅ。手塚治虫の漫画も「老後の楽しみ文庫」に入れてあります。
Y夫人は、クリーチャーがダメだったみたいです。わかるわかる。あのグレーのはちょっと気持ち悪かった。

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