冬の収穫祭/来年の経済を占ったりする


野良仕事しに田舎に帰っていただよ。
いまのうちに引っ越してからはじめて、新幹線に乗るには(というか東京駅に行くには)、東西線神楽坂駅で行くと吉、ということに気がついた。東西線の大手町駅は東京駅にあんなに近かったんじゃね! オオエロ線で御徒町乗り換え上野駅めざすより早いぜよー。気がつくと6路線6駅利用可能の現住所、どこからも遠いたぁこのことよ。。。

道中、増田悦佐の「いま日本経済で起きている本当のこと―円・ドル・ユーロ大波乱!」と、朝倉慶の「2011年 本当の危機が始まる!」を読む。
金投資の松藤さんと同じ論調の増田さんは「円高デフレで日本はもっと強くなる!ミセスワタナベはゴールドへ全速力で向かう!通貨切り下げなんて経済が弱い国が取るみっともない政策だ!中国の化けの皮はどんどんはがれるからおそるるに足りない」というおはなしでした。中国に対して過剰に反応する人たちは、とりあえずこの本を読んでお茶でも飲んで落ち着け、と。増田さんは「日本すげーのになにみんな自信失ってるの?んもー外国人投資家たちをきりきり舞いさせたミセスワタナベをみてごらんよ!」派、でもミセスワタナベってどこにいるの? FXブログとか書いてる人たち? いずれにしろ増田さんの本を読むと、日本人はもっと自信もっていいんじゃないの、という気持ちになれるから気が楽だ。
船井総研と縁の濃い朝倉さんは、「さぁみなさんお待ちかね、デフレ不景気にあえいでいたいましたが、やっとインフレの時代がやってきますよ!それも最悪のかたちでね!生活物資がまるごと値上がりするインフレです、考えてもごらんなさい、アジア30億人の暮らしが一斉に向上するわけです、今までは金払いがよいというだけで物資をまわしてもらっていた日本ですが、超高齢化人口減少社会を迎えるこれから、一体どうなることやら。超円安・超インフレがやってくのですよ! こうなったらどこかに倉庫でも買って、きたるべき恐慌にそなえて現物を貯めこんでおくべきじゃぁないでしょうか!」という内容。朝倉さんはずっと「インフレがくるよ!すんごいのがくるよ」派、過去の著書をみても恐慌一直線。
2008/12/20 大恐慌入門 何が起こっているか? これからどうなるか? どう対応すべきか?
2009/4/28  恐慌第2幕
2009/11/19 すでに世界は恐慌に突入した
2010/2/27  裏読み日本経済 本当は何が起きているのか
2000年からこっち、恐慌くるくる本・ハイパーインフレくるくる本はずっと書店に並んでいるので、それはいずれくるのでしょう。そして現物を持っていることが強みとなる時代も当然くるのでしょう。さぁそのときどうするか、とりあえず、田舎で田んぼ買っておくくらいしかないかしらね。うーんうーん。とりあえず、当座の結論としては、増田さんと朝倉さんの間の経済状況が続くのではないかと踏んでおきます☆

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