アホの子と言われ山河に百合の咲く

ツール・ド・フランス・俳句かるたをこの期間中に作れるか！！
ボクレール　「アホの子と言われ山河に百合の咲く」
ウィギンス　「ウィギンスのもみやげや良し立葵」
サガン　「ひまわりとガッツポーズのサガン行く」
ピノー　「夏空やフランスの子の初勝利」
新城幸也　「この偉業誰がわかるか立葵」
はっ、「立葵」ってば超便利！！！
土曜は湿気のせいか、雨のせいか、今までにないくらい肩と腕が痛くて、半べそかきながら、近所の鍼灸院まで。初めて鍼を打ってもらったんだけど、効いたんだか効いてないんだかよくわからない。とにかくこのままほうっておくと、ストレートネックになったり、年をとった時にどんどんひどくなりそうなことだけはわかった。「リンパとツボで痛み・しびれは9割とれる―押してさすって不快な症状を解消! 」という本を買って、毎日やるストレッチの種類を増やしつつ、早いうちに整形外科に行くかな、と。
夜はClint Eastwoodの「ヒア・アフター」を見に行ったんだけど、腕がしびれて映画に集中できなくて、「私、こんなの初めて！」と涙目になりながら一旦途中退場したり。映画はしみじみとよい映画でしたよ。Clint Eastwoodの映画は、抑えた色と音楽が本当によいねぇ。冒頭の津波のシーンは恐ろしかった。去年２月下旬に公開されたこの作品、この津波シーンのため3月11日のすぐ後に公開中止になっちゃったんだよね。本物の津波は、この映画の中の津波ほど綺麗で透明度の高い水じゃないのだけれども。。。。
日曜日は、本当は大月まで山登りに行く予定でした。とりあえず集合時刻に駅まで出向き、お友達と待ち合わせる。雨は止まないし、現地で岩場をちょっこし歩く場面もあるので、「やっぱやめよか」みどりの窓口が開く時間まで、駅前のコーヒーショップで朝ごはん食べながら時間つぶして、切符を払い戻して解散。仕事したくても腕が痛くて痛くてたまらないので、なんでか押入れの掃除を。20年以上持ち運び続けたCDを整理したりした。もう死んでる人が結構いるライブ音源とか聞いてちょっとじんわりしたりした。
お昼に神楽坂の鳥茶屋さんで（私にとっては）お優雅なランチ。カウンター席でお昼をいただいたのですが、たまたま居合わせた男性たちが帽子も取らず、鞄を肩にかけたままで食事していてびっくり。鳥茶屋のおねーさんたちは「坊やたち、帽子も取れないような田舎もんがくる店じゃないんだよ」って塩まけばいいのに！　塩まいちゃえばいいのに！　まいてしまえばいいのにー！！！！　
あんまり夏空が綺麗なので、Ｙ田さんにメールして、立涌の浴衣に衿つけて門前仲町までビールを飲みに。「青い空に白い雲で『ビール』って書いてあるよねー」「ほんとうだ、飲め飲めって書いてある書いてある」、とかいいながら午後５時の居酒屋でビール開始。夏だなー。
「美容衿ごまかし夏の着物かな」という感じで着てたんですけど、背中から衿を引っ張る紐が化繊なので、滑っちゃって滑っちゃって衿が立っちゃう。ダサい、スガ、ダサいよ、ダサいよ！！！　Ｙ田さんの視線がちょっと痛かったので、夜はツールを見ながら、その化繊の紐を取り外し、木綿の生地のものに付け替えた。ついでにやっと絽の衿もつけた。さぁ夏よこい！